CHIBANIPPODEGITAL

チバデジノート

【ちば商工会だより】横芝光町商工会|創業支援へ「塾」2期開催

【ちば商工会だより】は、包括提携協定を結ぶ千葉県商工会連合会と千葉日報グループの共同企画です。県内に40ある各地の商工会を順次ご紹介していきます。

第2回は、横芝光町商工会の押尾幹会長と経営指導員の鈴木茂さんにお話を伺いました。

――現在の会員数や会員の特徴はありますか?

約560会員が所属し、建設業者が多いことが特徴です。様々な支援の窓口があるのでコロナ禍になって会員が増えています。

――コロナ禍でどんな影響がありましたか?

建設業は、昨年4~5月は非常に厳しい状況下にありましたが、その後は、徐々に回復しつつあります。例えば、成田空港の機能強化に伴う住宅防音工事が増加しており、町内建設業者の受注が進んでいます。

一方で、飲食店は非常に厳しく、売上が半分以下になったお店もあります。救いなのが、様々な支援策の活用によって、悲観している事業者が少ないことです。規制緩和以降、どう戻っていくかを判断しながら、商工会としてサポートをしていく必要があります。

民宿などのスポーツ合宿を受け入れていた施設は、自粛によるキャンセルが相次ぎ今夏も厳しい業況でした。緊急事態宣言が解除された10月以降は個人客が少しずつではありますが戻ってきているとのことです。

――商工会として力を入れている施策はありますか?

コロナ関連の助成金や給付金の申請支援、小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金の申請サポートに力を入れています。事業再構築補助金は、会員事業所4件が採択され、新たな事業に着手していることは、喜ばしいところです。

今年から近隣の山武市、芝山町と連携して、「サイクルツーリズム」にも取り組んでいます。サイクリストやスポーツ合宿客をターゲットに、町や観光まちづくり協会と連携して、受け入れ体制を整えているところです。例えば、横芝光町はモツ料理が有名なので飲食店を巡っていただくとか、栗山川でカヌーやカヤックの体験ができるようにしたり、さまざまな仕掛けを取り入れていきたいと考えています。

――今後、地域経済の活性化にどんなことが必要と考えますか?

商工会では横芝駅前情報交流館「ヨリドコロ」を活用して、駅前マルシェなどを実施していますが、なかなか駅前商店街の振興につながっていません。すでにある拠点を活用して、観光振興や商工業振興にどうやってつなげていくかが課題です。

廃業も多いですが、創業を増やそうと「創業塾」を年間2期開催して、町内で開業する方々を支援しています。創業塾の卒業生のなかには、受講中に法人を設立し2年目で1億円の売上を突破した成功事例もあります。こうした新しい「芽」を大きく育てていきたいと考えています。

町では横芝光インターチェンジ周辺の新産業地区の整備、「海のこどもの国」の跡地活用など、大規模プロジェクトが検討されているので、そうした動きと連動しながら商工会も新規事業を展開していきたいと考えています。コロナ禍で前向きな方向性が難しい部分もありますが、商工会主導で明るい話題を提供できるよう頑張っていきたいです。

◇ ◇ ◇

千葉日報デジタルは、地域の事業者・団体・自治体の皆さまの情報発信やデジタル対応など、さまざまな面でサポートさせていただいております。

ご相談は「お問い合わせ」よりお気軽にいただければ幸いです。