犬の飼育が健康に効果 東京の1万人調査

(オンライン非掲載)
『ペットとの触れ合いは心を豊かにしてくれる。では体の健康に及ぼす効果はどうだろうか。国立環境研究所と東京都健康長寿医療センター研究所チームが1万人以上の高齢者を調べると、犬を飼っている人は飼ったことがない人に比べ、介護や死亡が発生するリスクが半減することが分かった。日々の散歩や他の飼い主との交流がプラスになっている可能性がある。ペットの健康効果が示された形だが、日本の住宅事情で飼うのが難しい側面も。チームの谷口優・国立環境研究所主任研究員は「高齢化社会に向けて人とペットによりよい関係を探る必要がある」と話す。』を読んで。
おはようございます。
この調査は『2016年時点で介護認定を受けていない東京都大田区に住む65から84歳の男女約1万1000人』に対して行われ、2018年にフォローアップ、2020年に公的データを用いて介護状態、死亡の有無を追跡したもの。
その傾向がある、という感覚的な情報とは違った骨太の調査結果です。
それにしても犬を飼うとリスクが半減するとは。
猫を飼っている人にはリスク差は見られなかったようなので、記事もあるように犬には不可欠な運動「散歩」を通して健康リスクを減らしてるんでしょうね。
老化は足から始まるとも言われてます。犬を連れての毎日の散歩はとてもいいことなんでしょう。
運動不足は、生活習慣病の発症リスクを増大させ、心筋梗塞や脳卒中などの命の危険のある疾患にもかかりやすくなるのは知られています。
運動不足が死因?
いえ、直接の死因ではなく、危険因子になります。
危険因子とは病気の発生や進行の原因となる要素のこと。1位は喫煙、2位は高血圧、3位に運動不足。
実は運動不足で毎年5万人の方が亡くなっているそうです(厚労省)。
高血圧で喫煙者、運動をしない中高年は、将来の健康リスクを下げるため犬を飼いましょう!なんて。
ごくたまに取引先の関係者が突然入院したり、亡くなる方もいると思います。誰しも「死」や「介護」はすぐ隣りに存在しています。それでも他人事、自分は大丈夫と高を括りがち。
正常性バイアスに近いものなんでしょうか・・。
今日も元気で働けることに感謝しつつ、節制、運動をしていかないと。ですね。
さて、今日もがんばろ!