チバデジコラム

次世代半導体の拠点整備へ 経済安保で国内量産体制

今日のシンブンから

(オンライン非掲載)

『政府が民間企業と協力し、次世代半導体の製造拠点を国内に整備する方針を固めたことが15日分かった。米政府とも連携し、2025~29年度のできるだけ早い段階での実現を目指す。次世代半導体は量子コンピューターなどに使われ経済安全保障上も不可欠になるため、安定確保に向け量産体制の構築を急ぐ。』を読んで。

おはようございます。

半導体とは、電気を通す「導体」と、電気を通さ「絶縁体」の中間の性質を備えた物質。この半導体の表面に複雑な電子回路を形成した電子部品が集積回路(IC)です。
身近なもので言うと車にたくさん搭載されています。変速制御、パワステなどの動力系、エアコンなどの運転環境、カーナビ他、さまざまな制御箇所に使われています。
住環境でも家電のほぼすべてに使われてますね。毎日おいしいご飯が食べられるのは半導体のおかげです。

生活に欠かせない半導体ですが、2020年の後半から世界的な不足状態が続いています。
コロナ禍の影響でサプライチェーンが混乱したことが主な要因と言われています。

日本は1988年、世界シェア50.3%を占めていた半導体大国でした。
が、2019年には10.0%まで落ち込み、今は海外勢に依存しています。
経済安保的にもこれはいかん!ということで次世代半導体の拠点を国内に整備しようと方針を決めたようです。

次世代とは・・。
従来の半導体はシリコン(ケイ素)が主流。地球上で2番目に多い素材。土や石もケイ素です。
次世代の半導体はシリコンより高効率素材が使われます。現在、この次世代半導体の研究開発は各国でしのぎを削ってるという状況のようです。

日本はこの競争に勝てるのか。ぜひ勝って欲しいですね。がばんれニッポン!

さて、今日もがんばろ!