チバデジコラム

高糖度ミニトマト人気 農園拡張 通年おいしく オスミックアグリ千葉緑 【SDGsちば】

今日のシンブン

https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/947511

『千葉市緑区平川町の「オスミックアグリ千葉緑」が栽培する高糖度ミニトマトが、お中元など贈答用として人気を伸ばしている。一般的なミニトマトと比べ高級路線だが、一粒ずつ糖度を測る「味の見える化」でリピーターを獲得。通年で高品質を提供する環境を整えようと、今春には耕作放棄地の活用で農園を拡張した。化学肥料を使用せず培土から自社開発したシステムで、環境にやさしい農業に取り組んでいる。』を読んで。

おはようございます。

味を見える化して「高いけどおいしい」から買う、という人のニーズをつかまえたわけですね。なるほど。
『口コミを通じて人気が上昇・・・リピーターの獲得につながった』とあるので、高糖度のミニトマトは本当においしいんでしょうね。

一般的なミニトマトの糖度は5~6度だそうです。
糖度11度以上のミニトマトは通販サイトで売っているようです。最高級の13度は1箱(約250g)税込10,800円だそうで、なかなかの値段。贈答品需要を見込んだものなんでしょうね。

このような高付加価値生産は離農問題や新たな就農拡大のヒントにもつながりそうですが、このような農業は開発費含めとても大きなお金がかかります。
現在の日本の農業はそのほとんどが家族経営で、しかも高齢の方の比率が高い。大きなお金を使ってまでも、という人が少なくないと思われます。
また、若い就農者でも形態が家族経営であれば大きなお金を動かすのは現実的ではありません。しかも生活のための農業との併農になると思われ、物理的にもほぼ不可能。高付加価値農業はなかなかハードルが高い。
これまで通りの農業からの脱却には難しい現実があります。

しかしながら食料安全保障の観点からも農業の衰退は避けなければいけません。
農業の経営基盤を大きくするための法人化はひとつの選択肢ですが、経営形態の比率を見る限り、あまり増えていないようです。
企業の進出も一時期話題になりましたが、撤退のニュースも散見、難しい問題があるんだと思います。

「オスミックスアグリ千葉緑」が見いだした高付加価値ミニトマトのような生産品が、家族経営農家でも見いだせるようになれば、農業の未来に明るさが増していくと思われ。

農業に携わる諸関係者の皆さん、諸問題の解決に向けぜひともがんばってください。

さて、今日もがんばろ!