チバデジコラム

医師の暴言や暴力、横行 パワハラ、企業より深刻か

今日のシンブン

(オンライン非掲載)

『日本小児外科学会に所属する医師の65%が体を小突く、物を投げつけるといった暴力行為を上司などから受けたり、見たりしたことがあると答えたことが、学会のハラスメント調査で2日、分かった。89%が人前での感情的な叱責などの暴言があったと回答。専門家は病院は上に逆らえない風潮が強く、ハラスメントへの意識が企業に比べて低いことが影響していると指摘する。』を読んで。

おはようございます。

医療の世界のヒエラルキーは割とはっきりしています。
資格者が存在していてその権限は明確、病院など職場では権限が大きい人が「偉い」人として扱われます。
その偉い人は病院内だけでなく、取り引き先、いわゆる業者に対しても、圧倒的な力の差を見せることができます。

この偉い人の取り巻く環境は絶対であるが故に勘違いをしている人もいるようです。
本来真剣な応対、公平な医療の提供しなければならない患者に対しても、横柄な態度、通り一遍にしか見えない診療をしている人が存在しているようで、病院のクチコミにはクレームに近いコメントが書き込まれています。

それでもヒエラルキーのトップにいる偉い人は周りの誰からも指摘されることはありません。
患者側のひとりとして受け入れ難い悲しい現実ですね。

ただ、この調査結果は『日本小児外科学会員向けに2021年11~12月にインターネットでアンケートを実施し、約280人が回答』となっています。
数千人いる学会員の中の少数意見であることを付け加えておきます。

偉い人でも偉ぶることのない人がいるのも事実。
部下へ不遜な態度をすることなく、患者に対しても丁寧な医療の提供をしている偉い人も大勢いらっしゃる、と思います。

こういったものは医療の世界だけでなく、中小企業にも存在しています。
圧倒的な権限を持っている社長、権限を笠に着る上席。風通しは悪く、社長や上席の許可が出ないと何も動かせない。そんな会社、ありますよね。
最近こそ、〇〇ハラスメントが騒がれてるので昭和臭がする会社は減っている気もしますが・・。
それでも権限格差が大きかったり、上席との人間関係の悪さがあると組織は膠着し、業績も上がりません。

この関係性により生産性が上がらないのは機会損失であって、経営者にとっては何とか避けたいところ。
というか、リスクでしかありません。
見えにくいものではありますが、優秀な人の離職、目標の未達などは、掘り下げると権限格差だったり、上席との人間関係が関与しているのかもしれません。

そういったリスク回避のためにも社内のルールを可視化と周知をしてもいいと思います。
これは、従業員に任せず経営者がやる仕事ですね。
ま、社内ルールを厳しくし過ぎて窮屈になってもいけませんが・・。

さて、今日もがんばろ!