チバデジコラム

米、6月物価9.1%上昇 40年7カ月ぶりの伸び

今日のシンブンから

https://www.chibanippo.co.jp/newspack/20220714/956214

『米労働省が13日発表した6月の消費者物価指数は前年同月に比べて9.1%上昇し、伸びが前月から拡大した。上昇率は、第2次石油危機後のインフレが長期化していた1981年11月以来、40年7カ月ぶりの大きさだった。市場の事前予想(8.8%程度)を上回った。』を読んで。

おはようございます。

日本の5月の消費者物価指数は昨年同月比2.5%の上昇。
食品を中心に値上げ、値上げになっていますが、皆さんはどのくらい生活に影響していると実感してますか?

海の向こうの米国では今ものすごく物価高になっています。
日本が2.5%に対して9.1%の消費者物価の上昇。単純に3.6倍の開きがあります。
そうとう上がっていると思われます。

それを補う収入面が気になります。
米国の労働者の平均時給は31.85ドル(2022年4月)。今のレート、1ドル137.39円で計算すると時給4,375円です。
ものすごく高い!いや日本が低いのか・・。
バイトルのdipから発表された日本の平均時給は1,206円。
単純に比較することはできませんが、それでも3.6倍の開きがあります。

物価上昇と時給の開きは、米国、日本とも同じく3.6倍。
米国は物価も高いけど給料も高い、日本は給料が低いけど物価もそこまでは上がっていない、ということになります。

日本の給料が世界と比べて上がっていないとたまに耳にします。実際、数値を見ると残念なくらい上がっていません。
なので、日本は給料が上がってないから物価高が生活に大きく影響してるだろうな、と漠然とイメージしてましたが、勘違いしてました。
どの国も同じ、厳しい生活をしてるんですね。

今、米国は高騰する消費者物価の抑制に一段と力を入れるため、さらに基準金利を上げようとしています。
日本はというと大規模金融緩和政策を継続すると。
そうなると、ますます円安に傾くと思われ・・。
となると、輸入品は高く買うしかなく、さらなる物価高に・・。
あぁ・・。

別記事に『23日は「土用の丑の日」 成田空港でウナギ輸入ピーク 卸値高騰、円安影響も』と。
昨年に比べ3~4割の値上げになっているようで、ますます手の届かない食べ物に。
今年は食べられるのだろうか・・。

さて、今日もがんばろ!