欧米で熱波、被害拡大 英史上初40度超 火災発生も
今日のシンブンから

『欧米を記録的な熱波が襲い、英国では19日、ロンドンをはじめ複数の地点で観測史上初の気温40度超になり、各地で火災が発生した。ポルトガルで高温に起因するとみられる死者が千人に達するなど被害が拡大している。
米気象当局は、人口約3億3千万人米国で計1億人以上が注意報や警戒情報の影響下にあると発表。各地で最高気温を更新する可能性があるとして警戒を呼びかけている。』を読んで。
おはようございます。
日本も暑い夏を迎えてますが、ヨーロッパや米国はそれ以上のようですね。
ちなみにロンドンの7月の平均最高気温は22度。
それがほぼ倍の気温。異常です。
世界気象機関は『気候変動の影響で将来的に熱波がより頻繁に発生する可能性』と。
やはり、地球は温暖化に進んでるんでしょうか・・。
全国地球温暖化防止活動推進センターによると「現在、地球の平均気温は14℃前後ですが、もし大気中に水蒸気、二酸化炭素、メタンなどの温室効果ガスがなければ、マイナス19℃くらいになります。太陽から地球に降り注ぐ光は、地球の大気を素通りして地面を暖め、その地表から放射される熱を温室効果ガスが吸収し大気を暖めているからです。
近年、産業活動が活発になり、二酸化炭素、メタン、さらにはフロン類などの温室効果ガスが大量に排出されて大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えた結果、気温が上昇し始めています。これが地球温暖化です。」とのこと。
環境省のホームページには「現在のペースで温室効果ガスが増え続けると、2100年には平均気温が約2度上昇すると予測されています。」と。
では気温が2度上がるとどうなるか。
民医連のホームページには「数億人規模の水不足、感染症の拡大、生物の最大3割の種が絶滅の危機、洪水や暴風雨被 害の拡大など、深刻な影響がではじめます。健康被害も深刻で、熱波や洪水、干ばつで病気や死者が増える、栄養失調や下痢、呼吸器疾患の増加などがあがっています。」と。
もう普通の生活はできそうもありません。生き残ることが目標になりそうな感じです。
地球温暖化は人類の課題です。
それでも今夏は電気不足だとして老朽化により停止していた袖ケ浦の火力発電所が再稼働しました。
このことで化石燃料の燃焼による二酸化炭素の放出が増えることになり、さらに地球温暖化に拍車をかけることになります。
が、今の生活は快適さが維持されます。
とても難しい問題です。
「発電」はもとより「製造」や「消費」も結果「発電」につながります。
かといって経済を止めたり消費を減らすことは本末転倒、また節電することにも限界があります。
ではどうすれば・・。
1個人、1企業だけでは解決できるものではない地球温暖化。
まずは皆が地球温暖化の結果どうなってしまうのかを「知り」、原因や対策ことを「意識」することが大切なような気がします。
なんで節電するの?
なんで電気自動車が増えているの?
なんで・・
このなんで・・の本質的な理解が意識や行動を変えるのかもしれませんね。
地球温暖化を意識しつつ暑い夏を乗り切りましょう!
さて、今日もがんばろ!