チバデジコラム

訪日最多、中国線回復へ 大手2社成田発着再開 旅客増便や路線拡大も

今日のシンブンから
https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/960186

『コロナ禍で滞っていた日本と中国を結ぶ旅客便が成田空港を軸に少しずつ戻り始めている。7月に入り、日本航空と全日本空輸の大手2社が2年以上ぶりに中心都市の北京と天津線の運航を週1ペースで再開した。増便や路線増加も計画されており、訪日外国人数の最多国である中国との往来が増えていきそうだ。
中国からの旅客便は検疫体制の関係で、原則羽田空港でなく成田到着に限られている。日本の水際対策緩和が進み、両国間の調整がついたことなどから、2社は東京と中国を結ぶ旅客便需要に対応する形で成田での運航再開を決めた。』
を読んで。

おはようございます。

対中国の旅客便の運行が平時に向かって戻り始めたようですね。

今年6月、中国当局は入境者の隔離期間を7日間に短縮するとの方針を示しました。
ただ、渡航理由が観光旅行など、必要不可欠でない場合は新規の旅券発行はいまだ制限されています。
まずは必要不可欠なビジネス需要からということなんでしょうか。

とはいえ、今の日本は第7波真っ只中、もう少し時間が必要なのかもしれませんね。

コロナ前の2019年、中国人訪日客は959万人だったそうです。
記憶に残る「中国人の爆買い」は、2014年~2015年頃。特需に沸いていましたね。
爆買いは2019年にはほぼ落ち着きましたが、と同時にこのコロナ禍が始まりました。
中国人旅行者はいなくなり、旅行関係者はとても大きな打撃が。ほぼ同時に国内需要も激減しました。

日本では行動規制がかからないとはいえ、今後コロナ前と同じような状況に戻るのでしょうか・・。

ま、誰も経験をした事の無いものなので、予想したところで何ら根拠もなく、ただ個人的には状況は完全には戻らない気がしています。
が、旅行関係者はそれにきちんと順応していくと思います。

だいぶ遡りますが、バブル期まで「社員旅行」は当たり前、日本的企業文化のような大きなイベントが毎年ほぼ必ずありました。
旅行関係者からするととても大きな売り上げたったと思います。
この社員旅行は、バブル崩壊後から実施企業が減り始め、このコロナ禍でほぼ壊滅したのではないでしょうか。

非接触社会になってしまった昨今、社員旅行はしばらく復活することのない旅行形態になってしまうと思われます。

それでも新たな需要は必ず出てくるはずで、そこに順応できるところが生き残り、順応できないところは淘汰されてしまう・・。
悲しい現実です・・。

弊社は、千葉県旅館ホテル組合と業務提携しています。組合員の方で次の一手に悩まれている方がいらっしゃればお気軽にお声がけください。
直接ご連絡いただいて構いません。組合事務所経由でも構いません。ぜひ一緒に考えていきましょう!

さて、今日もがんばろ!