ヒマワリ畑30年で幕 高齢化で管理団体解散 大網白里・金谷郷

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/962614
『大網白里市金谷郷で昨年まで地域住民や観光客の目を楽しませていたヒマワリ畑。作付けをしていた地元の市民団体「ひまわりの里山辺実行委員会」が会員の高齢化により管理が難しくなったため解散、今年からヒマワリの作付けが行われなくなった。市はホームページのトップに作付け中止を知らせるリンクを貼って周知している。
市農業振興課によると、同実行委は1991年から遊休農地や転作田を利用し、景観向上のためヒマワリの作付けを始めた。例年、夏休みの時期に見頃を迎え、昨年は農村ふれあいセンターやまべの郷前とJR外房線陸橋下の2カ所計1.2ヘクタールで栽培。陸橋下では電車とヒマワリを一緒に撮影でき、鉄道ファンに人気スポットだった。』を読んで。
おはようございます。
ひまわりの里山辺実行委員会さん、30年間お疲れ様でした。
市民活動とは何かをネットで調べるとその活動範囲の定義はとても広くやや難しく説明されてました。
個人的に身近な市民活動は、けっこうハードルの低いもののような気がていします。
気持ちがあれば、ひとりでも、仲間と一緒にでも始められます。
ただ、継続的な活動であることが市民活動の条件になるのかなと。
自治体によりますが、社会性が高い活動だとさまざまな支援があります。
支援が付くとある意味社会性が認められることになるわけで、活動に参加されている方の士気も高まります。
その反面、自治体の支援が当たり前になるとその「活動」はだんだん「役割」となり、組織は硬直化していくように見えます。
大半の市民活動団体はシニア層が担っているのでその傾向は仕方がないといえばそれまでなのですが・・。
これは、某自治体の市民活動支援課のお手伝いに数年前から携わっていることからの率直な感想です。
大きくなる団体はとても少なく、活動が小さくなる、あるいは消えていく団体がほとんど・・。
ただ、若いリーダーが引っ張っている団体は少数派ではありますが存在しています。
シニア団体との大きな違いは「理想」とか「信念」を強く持っていること。なんですが、実現までのスキームがけっこう「気力」だけだっりたりします。
気力だけではなかなか継続的な活動にはなりません・・。
で、若い団体に活動を長く続けてもらうためのワークショップを自治体主催で今月、来月と開催する予定でした。
でした、というのはこのコロナ第7波の拡大の影響で延期に。仕方がありません・・。
感染者数が落ち着いたころに開催となる予定です。
微力ながら、これからも市民活動を支えていきたいなと。
ひまわり畑活動のように30年続く活動を目指せる団体をつくりたい!
さて、今日もがんばろ!