チバデジコラム

スマホ少額送金、10月開始 10万円以下なら無料、安価 千葉銀など37行参加

今日のシンブン

https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/964441

『異なる銀行間でもスマートフォンの決済アプリを使って無料または安価な手数料で送金できる「ことら送金サービス」が10月11日に始まる。運営会社のことら(東京)が8日発表した。利用者は個人間で10万円以下であれば、アプリに携帯電話番号やメールアドレスを入力するだけで送金できるようになる。
ことら自体のアプリはなく、各金融機関の決済アプリなどを通じての利用となる。サービスには大手銀行や千葉銀行など地銀を含む37行が参加を表明。三菱UFJ銀行と三井住友銀行とみずほ銀行は8日、全国の金融機関が加盟する決済アプリ「バンクペイ」を通じて10月11日から無料で送金できるようにすると発表した。みずほ銀は自社アプリ「Jコインペイ」での送金も始めるとしている。 』
を読んで。

おはようございます。

この「ことら」、小口トランスファー(送金)を略したもののようです。かわいいネーミングですね。

現在、ATMやネットバンキングを利用した銀行間の送金は「全国銀行データ通信システム」を介して行われています。
サービス開始は1973年、改善を重ねシステム停止もなく今に至っています。
ただ利用コストが高い。インターネットバンキングなら1送金当たり200円~300円程度の手数料を利用者が負担しています。

今、世間ではキャッシュレス化が進んでいますが、例えば利用者が多いLINEにはLINE Payという決済サービスがあります。
1日10万円まで、「LINE友だち同士のLINE Pay残高への送金は、手数料がかかりません。」と、LINE Pay間だと手数料は発生しません。
paypayとか他のサービスも同じです。

これは個人間送金機能を使ったもので、「全国銀行データ通信システム」を介しません。
なので同じアプリ間の場合、手数料は発生しません。無料です。

となると消費者は10万円までの送金は個人間送金を選ぶ人が増えていきます。
しかもスマホから簡単に送金できるわけで、これまで銀行がほぼ独占していた小口送金市場が大きく縮小していくことになります。

そんなことを銀行業界が放置するわけがありません。
ことらは、昨年7月にサービス会社が設立され、既に37行が参加表明、今年10月からサービスが開始されます。
ものすごいスピードでローンチします。
おそらく粛々とものすごい勢いで準備が進められていたと思われます。

このサービス開始によって、10月から全国の金融機関が加盟する決済アプリ「バンクペイ」の利用で加盟銀行間の小口送金が無料となります。

記事には将来的には〇〇pay事業者にも参加してもらう構想もあるとのことが書かれていました。個人間の小口送金はいつでもどこからでも無料が当たり前という時代になっていきそう。
今後は「ことら」がインフラ基盤になって個人間送金を支えていく構図になります。 銀行側の手数料収入は減ることになるわけですが、今後は手数料以外の儲けを見つけていくんだろうなと思われます。

それにしてもサービス開始までほんと早いですね。
メガバンクを含め大きな組織ばかりの集まりなのに・・よくこの短い期間で実現したなと。感心します。
見習わないといけないですね・・。

この時代はやはりスピードが大切なのかもと、気付かされたニュースでした。
いろいろ気を引き締めていかないと、ですね。

さて、今日もがんばろ!