チバデジコラム

佐原ガチャ 300円で何が出るかな 香取の印刷会社 知名度向上へ景品5種

今日のシンブン
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/964765

『「北総の小江戸」と呼ばれる香取市佐原の知名度を向上させようと、市内の印刷会社「佐原印刷」が、佐原の町並みの歴史的建造物など佐原の名物を題材にしたガチャガチャ「佐原ガチャ」を制作した。景品はキーホルダーとスタンプの計5種類で、11日から小野川沿いの町並み観光中央案内処で販売する。1回300円。
同社によると、お土産として購入した観光客らに、地元で佐原の魅力を広めてもらうことなどが狙い。景品5種類の内訳は、小野川沿いの建造物のキーホルダー3種類と、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「佐原の大祭」の法被やわらじをイメージしたスタンプ(スタンプ台付き)2種類。』
を読んで。

おはようございます。

地場の印刷会社は、地場の企業から印刷業務を受託するいわゆる企業間取引がメイン。
一般的に消費者向けのサービスはあまり力を入れていません。というか、一般消費者向けの小ロット対応をしにくい業態になっています。

なので商品の開発は、エコ印刷など特殊な仕様のバリエーションを増やすくらいで、佐原印刷さんのようなメーカー的な機能兼消費者向けの商材に手を伸ばすところは少数派です。

今回このガチャガチャで扱うグッズ系商材は印刷会社で商材として通常時より取り扱っています。ただ、企業からの委託に対応するのが基本、受託しても外注するので手間の割には利幅も少ない。
これを独自開発して一般販売するなんてのはリスクが大きくなかなか手を出しにくいわけで、香取社長、攻めてます。

この展開が新聞に掲載され、ネットメディアにも掲載された段階で開発経費分くらいは十分取り戻したのかなと。
新聞記事自体、営業ツールになるのでこれからも攻めていくと思われます。

話題作りは中小企業にとってはとても重要な営業的な要素。なんですが、いまひとつ理解されてません。

昨日、いわゆる受託系、卸売の方の相談がありました。競合がたくさんいる中で自社で取り扱っている商材を売り続けなければいけません。
競合も必死。価格競争、取引先の奪い合いが繰り広げられています。
相談者は、とうぜん売りたい気持ちが先行、これまでやってこなかったデジタルを使った「売り方」に興味をお持ちでした。

結果、まったく違う宿題を持ち帰ることになってしまいましたが、やる気も一緒に持ち帰っていただいたようす。
これまで未開の地、一般消費者向け商材の開発と販売に取り組めるか、という難題。商材は自社で取り扱う高機能材を加工したものなので開発リスクは少ない。

言えるのは「話題になる」商材であることと「売り先が見えている」こと。それと競合がいない。
新たな事業として立ち上がるかはまだまだこれからですが、相談企業にとっては創業以来の新たな種が撒かれました。
まだまだお付き合いさせていただきます!

さて、今日もがんばろ!