チバデジコラム

化学肥料減らし環境配慮 輸入脱却、食料安保強化も

今日のシンブン

(オンライン非掲載)

『農林水産省は2050年の脱炭素社会実現に向け、環境に配慮した農業への転換を後押しする。23年度予算の概算要求に、原料の大半を輸入している化学肥料の使用量を減らす取り組みへの支援や、全国に有機農業などのモデル地域を育てるための交付金を盛り込む。
ロシアのウクライナ侵攻を背景に化学肥料が値上げする中、輸入に頼らず国内で食料を効率的に生産できる体制を整え、食糧安全保障の強化につなげる狙いもある。』
を読んで。

buongiorno!(おはようございます:イタリア語)

生産的な有機農業に不可欠な有機肥料。
有機肥料は一般的に、土の中の微生物の働きでゆるやかに分解され、植物が養分として吸収できるようになります。即効性のある肥料ではありませんが、効果は長く続くメリットがあります。
ただ、分解状況が外部環境に左右されるためその適量が見極めにくく、臭いの強いものもあり、虫や鳥を寄せ付け、少々扱いにくい肥料です。
また、化学肥料に比べ少々お高い。

ちなみに、日本の有機農業面積は約2万3700ヘクタール、農地全体の0.5%しかありません。

一方の化学肥料は、水に溶けやすく農地に撒くと植物の養分としてすぐに吸収されます。
即効性があり効果がわかりやすいため、こまめな追肥などの育成の調整がとてもしやすくなります。
ことからほとんどの農家は化学肥料を使っています。

農水省は2021年に、大胆な農業戦略を発表しました。
2050年までに農地全体の25%、100万ヘクタールに増やすという内容。さらに化学肥料を5割減らすと。

ほぼすべての農家が化学肥料を使い、その農家も大きく減っている中、なかなかの戦略目標を打ち出しました。

農家の減少についてはこちらでも取り上げています。
佐賀 園芸作物に注力「稼げる農業」へ 生産額1.4倍目標

ま、農水省の農業戦略はともかく、食の安全保障上かなり大胆なシフトチェンジをしていかないといけない事象が昨今相次いでいます。
コロナ禍の影響で国際的な物流網の支障、肥料輸出国のロシアのウクライナ侵攻・・。

日本の食というか農業を含めた第一次産業を守るというか太くしていかないと、という気がしています。
化学肥料の代替策の成功を願っています!がんばれ農水省、がんばれ農家の皆さん!

さて、今日もがんばろ!