チバデジコラム

水彩画“描き語り”人気 登録150万人、話術で魅了 いすみの75歳ユーチューバー・柴崎春通さん 衰えぬ創作意欲「全国で個展を」 水彩技法紹介、人柄愛され

今日のシンブンから

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/984297

『いすみ市の自宅アトリエから絵画の描き方などを動画配信するユーチューバーがいる。白髪に口ひげをたくわえた75歳の水彩画家、柴崎春通さん。チャンネル登録者が150万人を超え、動画再生数は累計9千万回に迫る勢い。水彩画を描きながら会話をするかのような“描き語り”が視聴者の心をつかんでいる。』

おはようございます。

さて、今日のキーワードは「ユーチューバー」です。

ユーチューバーとは、動画配信サイト「ユーチューブ(YouTube)」へ自作の動画を投稿する人やユニットを指します。
有名なユーチューバーはテレビなどにも進出、小学生の将来なりたい職業の上位にもなっています。

職業として見られるのは「稼げる」からですね。

ユーチューブでは投稿した動画の総再生時間やチャンネル登録者数などの一定の条件を満たして、審査に通ると広告収入を受け取ることができるようになります。
ユーチューブではユーチューバーに支払う金額は非公開としていますが、「億」を稼ぐ人もいるとのことで何かと話題になります。

柴崎さんは登録者数は150万人。全ユーチューバーの0.2%の中に入るほどのトップユーチューバーです。

収入はそれなりにあると思われ・・。
あ、憶測はやめときます。

ユーチューブは2005年に誕生しました。
その翌年、グーグル社が2000億円もの高額で買収。
なぜスタートアップ企業にここまで、と当時は騒がれたものですが、今思えば「さすが」としか言えない程、先見の明を持った買収だったことがわかります。
買収からまだ16年しか経ってないのに、なりたい職業のひとつに数えられているなんて・・すごすぎ。

このユーチューブは動画のプラットフォームを提供しています。
利用者は広告付きの動画であれば視聴は無料。広告なしにしたい人はサブスクと呼ばれる定額払いを選択できるようになっています。

で、肝心の動画はユーチューブでは作らずユーチューバーが作ります。
なのでユーチューブはコンテンツを作らず、ユーチューバーが作った動画をもって視聴者と広告を結びつけ収入を得ているわけです。

その他、稼ぐ目的ではなく動画を共有するための置き場所として利用してる人や企業も多く、ユーチューブはそういった利用がしやすいような機能も用意されています。

稼ぐ目的はなくとも視聴数は増やしたい企業はいろいろと工夫します。
テレビCMを展開している企業はさすがこなれています。
動画作成に慣れてない企業は、動画の公開後、視聴数が大きく増えることなくあたふたし、その後手立てがなく諦めてしまう、というところは少なくないと思われ・・。

稟議を通して結構なお金をかけて作った動画。視聴数が増えなく困っている、ということでのご相談があります。
たいていの企業はプロモーションにかける予算は計上しておらず、すべて動画作成に使い切っています。

それと・・ひいき目で見ても「面白くない」もの「目的がよくわからない」ものが多く、なんともしがたいものが多く・・。

動画に限らず「作る」ことが目的になったメディアは作り手本位になりがち。
そうなると人気が出ることはありません。

まぁいろいろ考えてから作った方がよいと思います。
もしかしたら動画でなくてもいい、という場合もありますしね。


プロモーションに関係する動画を作ろうとお考えの方は「作る前」に私たちにご相談いただければ、と。

今日もよい1日をお過ごしください。