和戦両様で独自色 与野党「中途半端」と批判も 維新の国会戦略

『日本維新の会が和戦両様の国会戦略を展開している。険悪だった立憲民主党と共闘を深め、国会運営を主導する巨大与党の自民党に対峙。一方、安全保障政策で維新の協力を得たい岸田政権とは水面下で接触し、岸田文雄首相から秋波を送られた。従来の「是々非々」路線を徹底し、独自色を発揮する構えだが、与野党から「中途半端だ」との批判も漏れる。』
おはようございます。
冷たい雨が降る朝です。
さて、今日の気になるキーワード「秋波」「対峙」「是々非々」「和戦両用」と、ちょっと盛りだくさん。
聞きなれない言葉や理解してるつもりで正しい意味をきちんと理解してるのか?というキーワードが、ひとつの記事にかたまって書かれていて、すっーと読んで何となく意味はわかったつもり、でも具体的な内容は頭に入ってない。
んっ?まずいな、と今日は言葉の知識力のレベルアップをしてみることに。
記事は少々きな臭い政党間の構図の話。
ま、これは置いといて。
まずは「秋波」から。「しゅうは」と読みます。
活字でなく口語だとパッと意味が理解できないかもしれません。何となく、うんうんと会話の流れの中で素通りしてしまう言葉かもしれませんね。
本来の意味は「美人の涼しげな美しい目もと」を指します。「秋波を送る」とは女性の媚びる時の色っぽい目つきのこと。
ただ最近では女性に限らず他人の関心を引くために媚びを売るという意味で使っていることが多いようです。
記事ではいま、岸田政権が日本維新の会に媚びを売っているところだということになりますか。
次に「対峙」。「たいじ」と読みます。
よく使われている言葉ですね。
山は向かい合い動かずそびえ立っていることから、対立する者どうしがにらみ合ったままじっと動かずにいる状態を意味するようです。
自民党と日本維新の会は、与党と野党という関係、ただ日頃から互いにものを言い合ってるので「対峙」というより「対立」という関係なのかも。
次は「是々非々」。「ぜぜひひ」と読みます。
口語ではあまり使われませんが文字ではよく見ますね。
立場に関係なく良いことは良い、悪いことは悪いと公平に判断するという意味になります。
「是」は道理にかなっているという意味で「非」は正しくないという意味があり、元々は中国起源の言葉のようです。
これまで日本維新の会は「是々非々」路線で独自色を出そうとしてましたが、色々批判もあるのでどうしたものか、という状況なんでしょうね。
最後に「和戦両様」。「わせんりょうよう」と読みます。
話し合いになろうと、全面的な争いになろうと、どっちに転んでいいように準備するという意味になります。
で、記事をまとめると。
現在、岸田政権と日本維新の会は対立関係にあるものの、安全保障政策で日本維新の会に協力してもらいたい岸田政権。でいま、日本維新の会に媚びを売っているらしい、と。
これまで日本維新の会は、良いこと悪いことという判断で政党運営をしてきましたが、色々批判もあるので、話し合うか戦うかどうしようかと・・。
ま、どっちに転んでもいいようにしておこうか、ということにしておこう!という記事だったようです。
ま、政治の世界なんでそこは政治家にお任せして。
私の言葉の知識不足なんだろうと思いますが、この記事はちょっと難解な言葉というか日常的に使われることのない言葉の多用で内容が読み取れなかったという一例なんだろうな、と。
日本語は難しいので・・。
相手のことを考えて、という基本に立って今日も日本語を書きたいなと。
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今日もよい1日をお過ごしください。