チバデジコラム

携帯電話 転売ヤー対策道半ば 値引き競争に乗じ買い占め 【経済やわらかゼミ】

今日のシンブンから


『そろそろ最新のスマートフォンに買い替えたい高校生の隼人さん。購入したスマホをすぐに高値で売る「転売ヤー」が横行しているとのニュースが気になり、携帯電話ショップに勤める母の真由美さんに聞いた。』

おはようございます。
昨日の「市原流ピッチイベント ビジネスオーディション」とても盛り上がりました!
youtubeでアーカイブ見れますのでよかったら。

さて、今日の気になるキーワードは「転売ヤー」です。

転売ヤーとはインターネット上のスラングで、「転売」と買い手を意味する「バイヤー(buyer)」を組み合わせた造語で、転売する人(転売er)のことを指します。

「転売」という言葉、何となく意味はわかりますが、まずは言葉の意味を整理してみますか。

広辞苑では「ある人から買い取ったものを、さらに他人に売り渡すこと」とあります。
なるほど・・。

転売に似た言葉に「販売」があります。これは「ものを売ること」という意味。
「転売」も、最終的にものを売るので、その差は「販」「転」にありそう。

「販」はものを売るという意味、「転」はころがすという意味。
ということは・・
「販売」はものを売ること、「転売」はものをころがして売ることになります。

ころがして売る?
んー、ということはこういうことなのか・・
「販売」は一般市場で売るためにメーカーや卸業者から商品などを仕入れて、消費者に売ることで、「転売」は消費者として一般市場から商品などを購入して再販売すること、になりますか。たぶん。

ま、転売の定義にこだわることもないので、ここまでにしときます。
日本語って難しい・・。

たまに「転売目的で買い占める」などと転売という行為はよくニュースになります。
これは悪いとこなのか・・。
チケットなどの転売は法規制がありますが「もの」の転売には規制はなく、違法でもありません。

一昔前、コロナが流行し始めたとき、急激にマスクやアルコール製品の需要が増えました。供給は追いつかず、マスクは貴重品に。1,000円程度で買えるはずのマスクはネット上で10,000円以上で販売されていました。
販売者はドラッグストアでも医療関係者でもない一個人もしくはよくわかない会社だったり。
おそらくマスクをどこかで購入してネットで高く売っていたものと思われます。

これも違法ではありません。
ただ、行き過ぎ感があり、供給量も追いつく見込みもないため、閣議決定で一時的に正規価格を超える転売が規制されました。
で、供給量が安定した頃、規制が解除されています。

では、転売は違法ではないのに、なぜ転売する人を「転売ヤー」などと揶揄されたような呼ばれ方をしているんでしょう。
市場には売り手と買い手がいます。

売り手は商品をなるべく高く売りたい
買い手は商品をなるべく安く買いたい


ということで市場価格のバランスがとれるわけです。

その中に転売する人がいても市場原理が働いてる限り価格のバランスは維持できそうなものですが、行き過ぎるといろいろと問題が出てくるわけですね。

限定品など希少なもの、将来価値の上がりそうなものを販売目的で大量に買い占め、作り手や販売者の意図を無視して高額販売する人がいるから「転売ヤー」などと、メルカリやヤフオクで転売する人と区別されてるんでしょうね。

ただ値段が高くても買いたい人がいる限り転売ヤーはいなくならないんでしょうね。
違法でもないですし。

ちょっとモヤモヤ。

さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。