チバデジコラム

ローカル線 存続議論に火 JR東西 赤字の実態公開 自治体懸念 国が仲介

今日のシンブンから


『JR東日本とJR西日本が、利用者の少ないローカル線の赤字実態を相次いで初公表し、存廃を巡る議論が加速しそうな情勢だ。JR各社は都市部の路線からの収益などて地方の赤字をカバーしてきたが、新型コロナウイルス禍で経営の余力を失っている。一方、沿線自治体からは維持を求める切実な声が上がり、国土交通省が来年度以降、仲介する形で協議の場を設けることになった。』

おはようございます。

さて、今日の気になるキーワードは「ローカル線」です。

ローカル線とは、いわゆる田舎に敷かれている路線のこと。和製英語です。
JRの路線は「幹線」と「地方交通線」に区分されてますが、JRの発表内容をみるとローカル線=地方交通線ではなさそう。
ちなみに千葉県では東金線と久留里線のふたつの地方交通線があります。

JR東日本の1日平均乗車客数2,000人未満の35路線66区間はすべて赤字とのこと。
県内では内房線(幹線)の館山~安房鴨川区間の赤字額は14億600万円、久留里線(地方交通線)の木更津~久留里区間の赤字額は9億6700万円、その先の久留里~上総亀山区間の赤字額は3億4200万円。
その久留里~上総亀山区間、100円の収入を得るのに15,546円の費用がかかるJR東日本で最も効率の悪い路線だと公表されました。

久留里線は1912年(大正元年)開業。1936年(昭和11年)に現在の終着駅の上総亀山まで延び全線開通しました。
計画では現在のいすみ鉄道と接続、房総半島を横断させる予定でしたが・・
現実されていたらまた違っていたか・・。
ま、たらればはやめときましょう。

ちなみにいすみ鉄道は、1988年(昭和63年)JR木原線から第三セクター化されています。
その後、民間から社長を公募するなどして再建、観光鉄道として展開するなど試行錯誤を繰り返し、現在も営業しています。
再建できた成功例ですね。

で、今、というか将来を展望して「再建」だけが生きる道なのか、という疑問が。
地元自治体や観光協会はとうぜん廃線反対派。
ただ、赤字額を考えるとJR側の気持ちもわかります。

1960年(昭和35年)頃から普及し始めた自家用車。
現在の地方のモビリティ社会は「車」が軸となっています。車がないと生活できない、とまで車社会になっています。
久留里線の利用者が減っているのもその現れだと思われ。

観光にしても昭和の頃に比べ一般道路や高速道路は整備され、カーナビやスマホを使った令和の観光スタイルに様変わりしています。

いまのローカル線にどれほどの価値を見出すことができるのか・・。

こういったことは自治体や観光協会、地元住民だけで考えるのではなく、価値を見出してくれる人や計画を広く募集しても、という気がして・・。
一時的な誘客キャンペーンの展開で予算を使うよりは未来感があると思うんですけど・・。

まぁまぁ、すみません、ちょっと嫌味っぽくなってしまいました。
失礼しました。

久留里線は、木更津市、袖ケ浦市、君津市を走る鉄道です。
ディーゼル車両を使ってるので、電車につきものの架線がなく、山の中を走ってるところを見るとなんともいい雰囲気。
私は鉄道マニアではありませんがあの風景は後世に残して欲しいなと。

JR久留里線活性化協議会も立ち上がってるみたいですね。
応援しています!

さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。