チバデジコラム

飼えない場合殺処分も 環境省、アカミミガメ対策

今日のシンブン

(オンライン非掲載)

『生態系への影響が深刻なアカミミガメ(ミドリガメ)について、環境省は最後まで責任を持って飼う「終生飼養」を基本としつつ、やむを得ない場合は殺処分も必要とする考えを周知する方向で検討していることが、同省への取材で分かった。』を読んで。

おはようございます。

環境省のホームページを見ると、
・1950年代後半から幼体を「ミドリガメ」の通称でペットとして輸入
・1990年代半ばに輸入量は年間100万匹であったが、近年は5万匹以下
・全国の世帯における飼育数は約110万世帯で約160万匹と推定(2019年)
・ペットとして飼育されていた個体が野外に放たれることなどにより、北海道から沖縄まで全都道府県に分布
と。

ぽかぽか陽気。公園の池では亀が甲羅干し。鈴なりになった亀がバランスを崩して池に落ち、またよじ登る。
散歩の歩みを止めてその様子を指さし眺めている父娘。のどかな光景。ほのぼのとします。

そんな日常的な光景の中心となっている「亀」。生態系に影響を及ぼす外来種に区分されています。
一昨日の記事に『カメ侵入防止に本腰 成田空港滑走路 事故回避へ』と、生態系の影響だけでなく、航空機事故になりかねない社会的な影響もでてきているようです。

で、今回の図式は、小さくかわいい亀が大きくなって飼いきれず軽々に放棄、環境省からの終生飼養はメッセージは届かず。その結果、どうしようもなく増えすぎてしまった。もう歯止めがきかなくなったので、殺処分を許そう、と。

似たような図式知ってます。
1955年から1970年頃の高度成長期。企業は業績第一。国民の生活水準は上がるものの大気汚染は進む。公害問題が出てきたから規制がかかる。だいぶ経って地球温暖化という問題がでてきた。もっと厳しい規制が必要だ。と、本質的には対処療法的構造、外来種対策と同じですね。

とはいえ、状況はまったなしだと思われます。

『できるだけ苦痛を与えない方法として冷凍による処分方法を示す』と、環境省。
単純に亀がかわいそうとも言えず・・。
食べ物が入ってる冷凍庫に入れて殺すの?という抵抗感・・。
んー。

亀の甲羅干しを眺めている親子、いつしかそんな光景は見られなくなるのか・・。

さて、今日もがんばろ!