今世紀末2.8度上昇も 温暖化巡り国連報告書

『各国が地球温暖化対策を現状から強化しなければ、今世紀末までの気温情報が2.8度に至り、国際枠組み「パリ協定」の目標を上回るとの報告書を国連環境計画が発表した。また国連気候変動枠組み嬢役事務局は、各国が確約した2030年までの温室効果ガス削減目標を達しても2.5度上昇するとの予測をまとめた。』
(オンライン非掲載)
おはようございます。
地球温暖化は止まりそうもないと、なんかやばそうなニュースです。
気温が上がると海水位が上昇、自ずと生活エリアが減る、気温上昇に耐えられない動植物が減少して世界的な食料危機リスクが増加する、気候が変わり自然災害が増え大きな被害が出やすくなる。
悪いことばかりです。
現状の地球温暖化対策をさらに強化しないとまずいようです。
ということで、今日の気になるキーワードは地球温暖化の原因「温室効果ガス」を紐解きます。
温室効果ガスとは、地球を温めるガスのこと。
このガスがないと地球表面温度は-19度になってしまうようです。
昨今、悪者のように扱われている温室効果ガスですが、地球上の動植物が生きていく上で不可欠な気体なのです。
この気体は大気中に存在しています。
地表から空気がほぼなくなるまでの高度約100キロまでが大気圏となります。
ちなみにこの大気は空気と同義語のようです。
大気は、窒素(78%)、酸素(21%)、アルゴン(0.93%)、その他(0.1%)で構成され、この割合はどこでも一定だそうです。
温室効果ガスは微力気体と呼ばれる「その他」の気体の中に存在しています。
ほんのわずかな気体が地球の気温に影響を与えています。
で、温室効果ガスは、主に化石燃料を燃やすとき発生する二酸化炭素(CO2)、温室効果ガスの約9割を占めます。天然ガスの主成分で水田や家畜のげっぷ、ふん尿などからも発生するメタン(CH4)ほか、一酸化二窒素や代替フロンなどいくつかあります。
ちなみに大気全体の中の二酸化炭素の占める割合は0.03%になります。
たった0.03%の気体のコントロールができないでいるわけです。
先ごろApple社がグローバルサプライチェーンに対して、各企業の温室効果ガスの排出の取り組みを評価すると発表しました。
要は脱炭素化してない会社とは今後取引しないよ、という方針を打ち出したわけです。
こういった動きが広がると「うちはそれどころじゃないよ!」では済まなくなるわけで、今いま何をするということではありませんが、心構えくらいはしてても無駄ではないかもしれません。
孫子の代に今のような地球を残していくためには今のままではダメだということを頭の片隅に入れといて仕事をしていきましょ!
さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。