期限間近格安自販機で お得に食品ロス防止 船橋市役所に設置 【ちばSDGs】

http://www.chibanippo.co.jp/news/economics/993699
『賞味期限が近づいたカップ麺や袋菓子などの食品を格安購入できる無人販売機が、船橋市役所に設置された。食品ロス(食品廃棄)の削減が狙い。いずれも市販商品で、希望小売価格から3~5割引き。期限直前だと9割引きの場合もあるという。物価高のさなかの「お得感」で市民らに利用してもらい、無駄ないエコ社会を後押しする。』と。
おはようございます。
今朝の新聞に先月末に開催した「自活」をテーマにしたワークショップに参加された市民団体の活動のようすが記事になっていました。
毎年行っている地元小学生によるホタルの幼虫の放流、来年の初夏に舞う姿が見られると思います。
さて、今日の気になるキーワードは「賞味期限」です。
スーパーなどで売っている加工食品には、「賞味期限」か「消費期限」の どちらか一方のみの表示が義務付けされています。賞味期限は未開封のもの、かつ書かれている保存方法を守っているものであれば、表示されている期限までだったら変わらずおいしく食べられますよ、というものです。
食品衛生法で、人の健康を損なうおそれがある商品の販売や陳列について禁じているので、賞味期限が切れている食品が店頭に並んでいるというのは、常識的にはほぼないのではないかと。
商習慣的に3分の1ルールというものが食品業界に存在しています。
製造日から賞味期限までの期間を3等分して、最初の3分の1がメーカーから小売店に納品する「納品期限」、次の3分の1が小売店で販売できる「販売期限」となっていて、その後は店頭から下げられ取引条件にもよりますが返品や廃棄、買取業者へたたき売られることになります。
最近はフードロスを減らすために大手を中心に緩やかになりつつあるようです。
いいことだと思います。
この記事に書かれている事業者は買取業者兼ベンダーと思われます。
安く仕入れて無人で販売する、いいビジネスモデルですね。
ただ都内のベンチャー事業者とのこと、千葉のベンチャーもこの未開拓市場に出てきて欲しいですね。
とくにスーパーを経営してるとこは事業の拡大策として考えてもいいと思うですが・・。
期限が来て店頭から下げられた食品は現金化でき、商圏外で販売すればスーパー自体の売上にも影響は無いわけで、まぁやらない手はないように見えます。
フードロスを減らすことにもなりますしね。
とくに世代交代を考えてる事業者は本業以外の付加価値を付けて事業のバトンタッチをしてもいいのかなと。
さてと、今日もがんばろ!
文化の日の今日は行楽日和のようです。よい1日をお過ごしください。