チバデジコラム

COP27開幕、温暖化対策加速 ウクライナ侵攻が取り組みに影

今日のシンブンから


『国際的な地球温暖化対策を方向付ける国連の気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)が6日、エジプト東部シャルムエルシェイクで開幕した。現状ではパリ協定が目指す温暖化抑制は不可能なほか、ロシアによるウクライナ侵攻が取り組みに影を落としており、対策加速が大きな議題となる。石炭利用を重視する日本の姿勢が問われる場面も予想される。』と。

おはようございます。
昨日、アクアラインマラソンに参加された方、お疲れ様でした。

さて、今日の気になるキーワードは「地球温暖化」です。

2015年、パリで開かれたCOP21で合意された協定「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」を目標とした温暖化抑制は、7年後の2022年の時点で「不可能」だと判断されたようです。

現状でも温暖化対策は講じられていると思います。が、この対策程度では今世紀末の気温は2.8度も上昇してしまうと。

ロイターの記事に「アングル:温暖化抑制、「1.5度」と「2度」の決定的な違い」が書かれています。
予測とはいえ世紀末とも思える状況が書かれています。

けっこうやばい、です。

地球温暖化対策はある程度明確化されてます。
が、パリ協定からこれまでの間にさまざまなあれこれがあって取り組みは鈍化、結果目指す目標は「不可能」だと結論。
しばらくは世の中が急激に変革することもないと思われ、世紀末は近づくばかり。

であれば、海面上昇や異常気象を受け入れ、きれいなサンゴ礁は過去のものとして、飢餓や病死は当たり前、そんなの世界に順応していくロードマップを描いていくか・・。

それこそ無理な話ですね。

既に一人ひとりが努力を、というレベルではないようです。
たかが2.8度、されど2.8度。
約80年後のことですが、真綿で首を絞められているということを認識しとかないと。
とはいえ、化石燃料で電気を作って供給されていればその電気を使うしかない国民になすすべなし、なのでしょうか・・。

子供たちのことを思うと涙が出てきそう。

気を取り直して、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。