チバデジコラム

有機食材で給食 国内農業に未来 討論会でいすみ市長

今日のシンブンから


https://www.chibanippo.co.jp/news/politics/996814

『有機食材の利用拡大を目指す「全国オーガニック給食フォーラム」(同実行委員会主催)が、都内の文化複合施設で開かれた。36自治体の首長ら約4,000人が全国60会場を結ぶオンライン併用で参加。環境にやさしい有機食材で次世代を担う子どもたちを育てようと訴えた。』から。

1並びの今日、11月11日は記念日が多い日です。ポッキーの日、キリン一番搾りの日、もやしの日、チンアナゴの日と50を超える記念日があります。気になる方は検索してみてください。

さて、今日はわかってるようできちんと理解してないキーワード「オーガニック」について調べてみました。

オーガニックは有機と同じ意味よのうです。
有機は業界によって使われ方が違うようですが、この記事で言っているオーガニックは有機栽培の意味になると思われます。

有機栽培は、農薬や化学肥料に頼らず、自然の恵みを生かした農法とこと、広義には水産養殖も含まれます。

ただ、有機栽培をしてもしなくても収穫するものは燃やすと二酸化炭素を発生する物質、有機物になります。なので少し切り離した方が良さそう。

「オーガニック」を有機栽培とすると、オーガニック野菜、オーガニック給食などと組み合わせた用語は、「農薬や化学肥料を使わず育て、収穫した農産物あるいは加工品」と捉えれば良いのかと思います。
農産物をはじめ、その加工食品、酒類、飼料、コスメ、ホームケア製品などで、オーガニックという言葉が使われています。

このオーガニックの語源はオリジン。オリジンは「原点」「始まり」という意味。
なのでオーガニック製品は、「野菜本来の味」とか「自然でヘルシー」などのような印象を与えます。

となるとオーガニックを名乗ればいいイメージになる!とはならず、「有機農業の推進に関する法律」や各種「認証制度」があるので、軽々しくオーガニックとか有機栽培とかの表現はできないようになっています。

有機食品の検査認証制度「有機JAS
海外のオーガニック認証「ECOCERT

で、有機栽培は病害虫の被害リスクや収量減がともないます。なので「高い」。
今の物価高、給料上がらずの中では、厳しいかもしれませんね。一般の市場では。

農薬や化学肥料が大嫌いな人、こだわりの料理屋、子供には有機農産物を食べさせたい親、残留農薬を気にするアスリート・・。
こういった方たちにとっては価格より品質。オーガニックを求めます。

とはいえ、生産者がそういった人を見つけるのは難しすぎます。見つけてもらう方が早いのかもしれませんね。

農家の皆さん、情報を発信していきましょう!
難しい人はぜひお話をしましょう。
千葉日報ビジネスパートナーズへの参加も視野に!
新聞社のネットワークを活用して新しい市場が見つかるかもしれません。

さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。