チバデジコラム

開業率、日本は低空飛行 スタートアップ創出鈍く【目で見る経済】

今日のシンブンから


https://www.chibanippo.co.jp/

『日本の開業率が他国に比べ低水準で推移している。政府は革新的な技術やサービスで急成長するスタートアップ(新興企業)の創出が鈍い一因と見られており、大学発スタートアップの起業支援を加速する方針だ。
内閣官房のまとめによると、2020年度の開業率は5.1%と欧米諸国の半分程度だった。特に米国はスタートアップの投資規模が圧倒的に大きく、有望企業が成長しやすい環境が整っているとされる。』
から。

おはようございます。
昨日は暑かったですね。11月だっていうのに半袖の人、結構いました。今日も暑くなるようです。今冬はエルニーニョ現象の影響で寒くなるとのことなので今年最後になるかもしれない半袖デー、気分良くいきましょう!

さて、今日はわかってるようできちんと理解してない気がするキーワード「スタートアップ」について調べてみました。

言葉だけ見ると起業や新規事業の立ち上げを意味するように見えますが、ちょっとニュアンスが違うようです。

スタートアップとは、急成長をする企業を指し、組織の規模や設立年数などはあまり関係ないようです。
具体的にあげるとGoogleAmazonfacebookUberといった、革新的なビジネスモデルを持ち短期間のうちに圧倒的な成長を遂げた企業になります。
数値的な指標はないようです。
これから期待される企業もスタートアップに加えられ、かなりの数のスタートアップ企業が存在しています。

革新的であるが故に創業時のうちは需要があるのかもわからない状態での起業、結構大きなリスクを負ったものになります。日の目を見ずに消えていく会社は少なくありません。
その大半は、国の支援や投資会社からの多額の出資を受けて短期間での成功を目指しています。

ここのところあまり耳にしなくなった「ベンチャー企業」というフレーズですが、いろいろ調べてみると、「ベンチャー」は「スタートアップ」のニュアンスとそう変わりないようです。
ベンチャー企業というカテゴリーに分類されていたスタートアップ企業がここにきて分化されたということなのかもしれません。
昨今、ベンチャー企業という言葉はなんとなく使い古された感があるような・・。
以前は「ベンチャーである当社は・・」的な主張は割と見た記憶がありますが、消えゆく言葉になるかもしれませんね。

「開業はしっかり事業計画を立てましょう!」という、昭和から続く「脱サラ」的な開業プロセスは、いまだ多くの創業支援施設で行われています。
・事業計画の作成指導
・資金計画の立て方
・借入れの仕方

・会計、保険、共済・・
詰め込み型の学習から始まる創業支援ですね。学ぶことは悪いことではないので否定はしませんが、正直もう少しスピード感を持った方がいいかもしれません。
昭和と令和ではいろいろとスピードアップしてるので。

事業計画は自身が立てた計画です。頭でぼんやり考えるよりは可視化するはいいことだと思います。
ただ社会はその計画など気にせず、どんどん変化していきます。
1年後に見据えてい計画が、2か月後に競合が現れ変更を余儀なくされる、なんていうのは普通のこと。

実際考えてるより早いんですよね。

これから開業しようと考えてる方、開業にはセオリーはありませんよー。聞こえますかー。

当社は創業支援も行っていまーす。お気軽にお声がけをー。

さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。