チバデジコラム

そごう・西武売却で「そごう千葉店」は ヨドバシ出店が焦点 買い物客「変わらないで」 国内企業参画に期待の声も

今日のシンブンから


https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/997948

『セブン&アイ・ホールディングスが米投資ファンドへの売却を発表した、百貨店のそごう・西武。家電量販店を展開するヨドバシホールディングスの参画により、千葉県では市内唯一の百貨店であるそごう千葉店(千葉市中央区)へのヨドバシ出店が焦点となった。買い物客からは「変わらないで」との声が多く聞かれた一方、専門家は「地域の実態を知る国内企業が入ったことで、大胆な変化を避けられる可能性は高い」との見方を示した。』から。

おはようございます。

今日は名前を聞く機会が増えてきたキーワード「投資ファンド」について調べてみました。
よくニュースに出てくる孫正義さんがやっている「ビジョンファンド」も投資ファンドですね。

投資ファンドは、複数の投資家から資金を集め大きな運用資金を手元に運用して、その運用益を投資家に還元する中で収益をあげる組織です。

投資ファンドに資金を提供する投資家は大きく機関投資家と個人投資家に区分されます。

機関投資家は、生命保険会社、損害保険会社、信託銀行、普通銀行、信用金庫、年金基金、共済組合、農協など、大きなお金を運用している企業です。もちろん一般企業の中にも投資をしているところもあります。

個人投資家は個人の裁量で自身の資産を運用する人です。お小遣い程度のお金で株式を運用してる人も立派な個人投資家です。
投資ファンドにお金を出す個人投資家は大金持ち、アラブの富豪とかIT長者とかですね。
ちなみに、お金を増やそうと、勝ち負けが一瞬で決まる「賭け事」に投資する人は個人投資家には分類されません。投資家はもう少し時間をかけてお金を増やします。

投資ファンドは、投資家に還元したり、自らも儲からないといけないので、利益が出そうな会社を探します。
なので目利きがとても重要になります。
事業を育て上場させて利益を出すようなスタートアップに投資したり、企業の株式を買い、経営に参画、企業価値を高めてから最終的に売却して利益を上げたりします。
そごう・西武の場合、後者になるんだと思います。

今、大手銀行の定期預金の金利は0.002%。10万円を1年間預けると、20円ほどの利息しか受け取れません。
5年で100円の儲け。
投資ファンドだったらここに投資することはまずありえませんね。

細かいことは抜きにして、仮に5年前にapple社の株式を買っていたとしたら・・。たとえ話です。
5年前42ドルだった株価は今日現在149ドルまで上がっています。
5年前1ドル110円だったので、10万円で21株買えました。
5年後、空前の円安、1ドル140円。ここで売却すると、149‪ドル✕‬21株‪✕‬140円=438,000円になります。
元本42ドル✕‬21株‪✕‬110円=97,020円、差し引くと438,000円-97,020円、定期預金と同じ5年で340,980円の儲けになります。
投資ファンドはこういうところに出資するんでしょうね。
ここでは手数料などは無視してますが、それでも貯金しとくよりは圧倒的にお金が増えます。
ま、「たられば」ですが。

また逆もしかり、元本割れになる場合もあるので・・。

皆さんはどうですか?
私は何事も経験と手を出してますが、なかなかうまくいきませんね。

それはそうと、千葉そごうの行く末は・・
ちょこちょこ利用してるのでちょっと気になります。

さてと、今日もがんばろ!
少々冷え込む1日になりそうです。よい1日をお過ごしください。