チバデジコラム

忘・新年会「しない」6割 千葉県内企業調査 制限緩和も慎重姿勢

今日のシンブンから

https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/998622

『千葉県内企業で年末年始の忘・新年会を「開催しない」とする企業が6割となったことが、東京商工リサーチのまとめで分かった。行動制限の緩和などでコロナ禍前の日常を取り戻しつつある中、会社の行事として定番だった宴会に関しては慎重な対応が続いている。』から。

Wikipediaに「忘年会は年末に催される宴会の事。一般的には、その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会について言う。」と書かれています。

「苦労を忘れるため」と・・。やや重い・・。

苦労を忘れるための忘年会は、諸説あるようですが、概ね昭和の頃に定着した感があります。
高度成長期の頃、労働力不足を補うために新卒者を大量に採用していました。
代表的なものは「集団就職」ですね。
そこには「終身雇用」という安定性と「年功序列」という生活保障があって、勤め上げた先に「退職金」がもらえるという人生が見えていました。
ささやかな楽しみも。
「ボーナス」「慰安旅行」「新年会」「歓送迎会」、そして今日のキーワードの「忘年会」という年中行事です。

当時の忘年会はまさに大宴会。おおいに盛り上がっていたようです。
今ではパワハラやセクハラになりそうな一発芸やゲームなども繰り広げられていましたらしく。

昭和から令和までその時代に合わせ脈々と続いてきた忘年会は、このコロナ禍自粛により一気に消滅してしまいました。
で、気づいてしまった。

忘年会はそもそも必要なのか・・。

行動制限のない今年は忘年会ができるはずですが、「しない」派は6割。
コロナ禍以降、テレワークやオンラインミーティングなど、「働き方」も変わり一部定着した感がありますが、「苦労を忘れる」方法も変わって行くのかもしれません。

さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。