チバデジコラム

「ゼロカーボン」を宣言 功労250人43団体表彰 茂原市制70年で式典

SDGsのヒント


http://www.chibanippo.co.jp/news/local/999760

『茂原市制施行70周年の記念式典が19日、同市市民体育館で開かれ、約340人が出席した。市は市政功労者250人43団体を表彰し、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティー宣言」を行った。』
今朝の千葉日報から。

おはようございます。

朝刊からSDGsのヒントを見つける、今日は「ゼロカーボン」です。

ゼロカーボンとは、企業や家庭から排出される二酸化炭素などの温室効果ガスを削減し、削減しきれない排出分を、植林や森林の保護をすることで木が吸収する二酸化炭素を増やし相殺、実質的に二酸化炭素の排出量を0(ゼロ)にする取り組みです。
よく耳にする「カーボンニュートラル」と同じ意味になります。

簡単に言うと「今さら二酸化炭素排出を無くす経済活動や生活なんてのは非現実的。二酸化炭素を出さないように努力はするけど、どうしても出てしまう分は、森を増やして木に吸収してもらおう。これでプラマイゼロ。」という考え方です。

で、茂原市は市政70年式典で「ゼロカーボンシティー宣言」をしました。
今後、国が指針を示した手順を踏んで国に登録され、さまざまな支援策を受けられるようになるんだと思います。
2050年ゼロカーボンシティの表明方法について(例)
ちなみに千葉県も県内の自治体も宣言しています。

話を戻します。

ゼロカーボンは主に大企業が取り組んでいます。実際、森林をどうの・・というのは大企業しかできない規模。
中小企業はゼロカーボンとは向き合えないのでしょうか。

独立行政法人の中小企業基盤整備機構が運営しているJ-Net21

「カーボンニュートラルの実現に向けて、実施すべきポイントは大きく3つです。

(1) エネルギーの使用量を削減する。
(2) 使用するエネルギーを再生可能エネルギーに切り替える。
(3) CO2 を吸収・除去する取り組みを行う。(例:植林、貯留)※

(1)、(2)は中小企業単独で取り組みが可能です。基本的なことですが、これらに取り組むことで大きく前進します。
一方、これらを実施しても事業構造上 CO2 を排出せざるを得ない分については、(3)が有効です。
※(3)は中小企業者単独での取り組みでなく、複数社で連携した取り組みが必要となります。」
と。


簡単に言ってくれますね。


(1)エネルギーの使用量を削減する。
と言われても、事業活動に必要な「ガソリン」「電気」「ガス」なんていうのは、節約するくらいなもので削減量には限界があります。

(2) 使用するエネルギーを再生可能エネルギーに切り替える。
実際どうすれば切り替えられるのか・・。

まぁ、字面をそのまま捉えると「エネルギー」=「動力源」になってしまいます。この解釈だとなかなか前に進めません。



エネルギーを違う角度から考えてみます。

皆さん、財布はお持ちだと思いますが、一例として中国でつくられた財布について考えてみます。

・財布の材料がつくられる
・財布がつくられる
・港まで移動
・日本へ輸出される
・船で運ばれる
・税関を通り輸入業者へ移動
・店頭に移動
<購入>
・袋に入れられる
・車で家に帰る


だいぶはしょってますが、各シーンでエネルギーが使われています。
財布の中に入っているお金も「製造過程」で多くのエネルギーを使っています。

財布ひとつとってもたくさんのエネルギーが使われているわけで、この見えないエネルギー使用量を減らす、例えば長く使える財布を選ぶとか、買い換えずに壊れるまで使うとか、そういったこともエネルギーの使用量を削減する行動に通じます。

リデュース(減らす)しようと意識
リユース(再利用)製品を選ぶように意識
資源になるものはリサイクル(再資源化)するよう意識


個人レベルではこの意識の積み重ねが大切なのかなと。

中小企業だと少し違う取り組みができるかもしれません。
皆さんのところはゼロカーボン上手く取り組めてますか?
どうも・・という方は、ぜひちばSDGsレポートまでお声掛けを。

では、また。