チバデジコラム

気候被害支援へ新基金 COP27閉幕 途上国の要求実現

SDGsのヒント


https://www.chibanippo.co.jp/

『エジプトでの国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)は20日、気候変動で発展途上国に生じた被害に対する支援基金を設立することに合意した。防災に取り組んでもなお生じる「損失と被害」への手当てに特化した初の基金で、途上国が要求していた。被害の根本原因である温室効果ガス排出削減に関しては、化石燃料の段階的廃止など強い方針が打ち出せなかった。』
今朝の千葉日報から。

おはようございます。

朝刊からSDGsのヒントを見つける、今日は「気候変動」です。

人が地球に住めているのは、大気中にほんのわずかしか存在していない「温室効果ガス」と言われるガスが地球を温めてくれているからなんです。
温室効果ガスがないと地球はマイナス19度の星に。人が住める星ではななくなるようです。
逆に温室効果ガスが増えると地球は温まることになります。

人を住める星にしてくれている「温室効果ガス」ですが、その4分の3は昨今「脱炭素」政策で敵視されている二酸化炭素です。
二酸化炭素は人間にとって不可欠なガスであるとともに、増えてしまうと地球を温めすぎる邪魔な存在でもあります。

邪魔といっても人間が二酸化炭素を排出してるのは人間なのですが・・。

この二酸化炭素はあらゆる経済活動や生活から排出されています。
天然ガスを燃やして電気を作る、ガソリンを燃やして車を走らせる、石炭を燃やして鉄を作るほか、人間が豊かな生活を得る引き換えに地球を温暖化に向かわせています。

社会生活が発展していくにつれ二酸化炭素の排出量はぐっと増えていっています。
これを見るとよく分かります。
気象庁│二酸化炭素濃度の経年変化



1970年代頃から地球の大気のしくみについて理解が進み、1980年代頃から国際的に話し合われるようになりました。
1990年代に国際条約が作られ、今にいたります。
とはいえ、2015年に「温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組み」は合意に至りましたが、最近になって排出削減をもっと厳しくしないと目標にした気温上昇範囲には収まらないぞ、ということが判明しました。
なのに、今年のCOP27ではその対策や削減目標は発表されていません。
各国いろいろと事情を抱えているが故のこと、一概には攻められません。

その間にも温室効果ガスは増え続けています。

現在見られる気候変動は

・深刻な干ばつ
・水不足
・大規模火災
・海面上昇
・洪水
・極地の氷の融解
・壊滅的な暴風雨
・生物多様性の減少

などです。
国連広報センターホームページに詳しく書かれています。
国連広報センター│気候変動の影響

ここ日本はというと

・猛暑
・降水日の減少
・積雪量の減少
・強い雨の増加
・内陸部での大雪増加
が顕著に表れています。
たぶん皆さんも実感していると思われます。
体感だけでなく、実際に農作物や水産物の収穫に大きな影響を与えています。

気象庁が興味深い資料を発表していました。
今より気温が2℃・4℃したらどうなるかが書かれています。
気象庁│日本の気候変動2020│
気候変動は温室効果ガスを減らさないといけないわけですが、経済活動や生活と密着しているため、そう簡単に制限することはできません。
歯がゆいところですが、いい頃合を見つけることが肝要です。

SDGsの目標:13「気候変動に具体的な対策を」

Apple│グローバルサプライチェーンに対して2030年までに脱炭素化することを要請

グローバル企業は既に具体的な対策を取引先に求めてきています。
いずれどこかタイミングでどこの企業にも「脱炭素」が求められていくと思われます。

でも、今じゃない・・。

そうのんびりもしてられないかもしれません。
急な方向転換は簡単ではありませんし、今から準備しといてもいいのでは?と思います。
皆さんのところはどうでしょうか。
もし、どうすれば・・というところがあれば、新聞社のリソースが使えるちばSDGsレポートまでお声掛けを。

では、また。