千葉日報ビジネスパートナーズを紐解く(3)~テーマ編~

千葉日報ビジネスパートナーズへのお引き合いありがとうございます。
今日は千葉日報グループとパートナーとで取り組むテーマについてです。
まず最初に。
千葉日報ビジネスパートナーズで取り組む内容には決まったテーマはありません。
そもそも千葉日報ビジネスパートナーズは、パートナーとなる事業者のビジネスを強化するために新聞社のリソースを使ってもらおうという建て付けになっています。
なので、どういったビジネスを目指すかは、パートナー側の事業やリソースにより変わってきます。
例えば、自社事業の業績向上という直接的なものであったり、将来的に事業の柱になる別事業を考えたい、地域の魅力づくり、地域経済の活性などなど、今まさに取り組んでいるテーマが該当します。
具体例を出してみます。
自社事業の向上のひとつで「営業力不足」が慢性的な課題という事業者との取り組みを。
(実際に進行中のため少しぼやかしています)
その事業者は、企業のある問題を解決できる、もしくは問題が起こりにくいようにする業務をしています。
代表が主業務を担い、業務を補佐するスタッフがいます。
純粋な営業スタッフは在籍せず、営業活動は代表がしているのが実情。
コロナ禍中は営業したくてもできない。今もその傾向は残っていて、現状顧客からの紹介に頼るしかない状況が2年以上続いている。
同業者はそう多くない業界。互いにコミュニケーションがとれる関係にある。
得意とする業界はあるとのこと。
テーマとなる方向性は「顧客を増やしたい」に行き着く。
こんな感じで初回面談のヒヤリングが終わり、千葉日報グループ側にカードが渡されました。
さてどうすべきか・・。
方法としては「宣伝」するか「仲介」するか。
対象者は見えているので費用対効果の高い「仲介」とし、まずは対象者が加盟する業界団体経由で加盟事業者にアプローチする方法を考えてみます。
この業界団体は既にコネクションがあるのでアプローチすることに壁はありません。
ここは新聞社のリソースを使います。
ただ、団体経由で仲介となると懸念点が出てきます。
対応するパートナーはキャパがそれほど大きくなく、急激に引き合いが来ても対応できません。
どうすべきか。
パートナーの同業者とは協調ができそう、ということなので複数の事業者を集めてもらうことに。引き合いが多くても対応できるので業界団体側には迷惑はかかりません。
まれに引き合いに対応できずにお叱りを受けることもあるので・・仲介の場合、このあたりの回避策は必ず講じます。
パートナー事業者は、事業者の問題解決方法に知見があるので、このケースでは「相談」から引き合いを求めることに。
ざっとこのあたりを俯瞰し、整合性を図り、役務分担を明確にしたかたちで資料にまとめ、2回目の打ち合わせをします。
これは一例です。
テーマによって柔軟な展開、新聞社のリソースも何を持って来るのか、かなり違ってきます。
新聞社のリソースを上手に使って、これまでにない自社ビジネスの展開方法を考えていきましょう。
お問い合わせはお気軽に。
千葉日報ビジネスパートナーズ
https://chibadigi.com/partner
それではよい1日をお過ごしください。