チバデジコラム

里住(リズム)を取り戻す 里の知恵次代へつなぐ 市原市地域おこし協力隊・掘エミイ氏

今日のシンブン

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/918193

『私が養老渓谷に移住したのは今から約3年前。訪れるたびに里の原風景が心の奥に染み込んで、忘れていた感覚を取り戻していくような不思議な体験を重ねていた矢先に、「社会起業家」という立ち位置で活躍する方々の講話を聞く機会がありました。彼らが過疎地の高齢者から言われた「大したことはしてくれなくていい。ただ、村に1軒でもいいから灯りがともってほしい」-そのメッセージが忘れられないと。』を読んで。

5年くらい前頃から「社会起業家」なるワードが目につくようになりました。
社会起業家とは、ソーシャルビジネスと言われる、環境のことだったり街づくりだったり、さまざまな社会課題をテーマにしたビジネスを展開している起業家を指します。
昨今よく話題に上るSDGsの活動内容にも通じますね。

社会起業家の事業目的の第一義は社会問題の解決ですが、その課題を解決させるために時間がかかることもあり事業の維持・継続が必要になります。そのためには稼げるビジネス展開も事業の中に組み込んでいかなければなりません。やる気だけでなく経営センスも必要になります。

社会起業家、尊敬します。

話は変わって。
私は市民の手による市民活動を推進している自治体事業のお手伝いをさせていただいています。市民活動には、市民による花壇の整備や子供食堂の展開、スポーツ支援活動などさまざまな活動があります。
活動する団体には結構な金額の税金が補助されています。毎年数回各団体のプレゼンテーションがあり、通過した団体に補助金が支給されています。私も審査委員のひとりになっています。

ただ、そのほとんどの活動は補助金頼みという内容。事業性は意識されておらず、活動内容、意義が中心。補助金がなければ活動できないものが大半です。ソーシャルビジネスと違い、目的は活動自体にあり、自活できることは前提とされていません。

自治体の財政が厳しくなって税金投入が無くなると市民活動も無くなるのでは?という感じにも見えます。

自治体側もこの点は問題意識を持っていたらしく、市民活動家を対象に「自活」できるようにお話をされたら?と持ち掛けたら、逆にお願いをされ、自活をテーマにしたワークショップの開催を実施することになりました。
どうなったかって?
開催時期がまん延防止等重点措置期間と被ってしまったので次年度に延期になってしまいました・・。

課題を解決しつつ稼ぐ必要のあるソーシャルビジネス。儲けは二の次で活動されている社会起業家。私は何人か知り合いがいますが、どなたも信念を持って素晴らしい生き方をしています。少し見習わないといけませんね。

さて、今日もがんばろ!