チバデジコラム

新型コロナ 広がる経路 空気感染する?しない? 換気重要、用語で混乱も

今日のシンブン


(オンライン非掲載)

『新型コロナウイルスの感染経路は当初、2メートル程度しか飛ばない飛沫(ひまつ)(しぶき)による感染と、汚染された物を触った手を介してウイルスが体内に入る接触感染の2通りとされてきた。しかし空気中を長く漂う微小な粒子「エアロゾル」を吸い込む感染も多いことが内外の研究で判明し、対策として換気やマスク着用がより重視されるようになった。エアロゾルによる感染は「空気感染」と呼ばれることもあるが、そう呼ぶべきかどうかについては統一見解がなく、分かりにくい状況だ』を読んで。

おはようございます。

一般人からすると論争することでもないと思いますが、きっと重要なんでしょう。
コロナの感染形態を簡単にまとめてみます。

飛沫感染は、1~2m以内の至近距離から0.005ミリ以上の水分を含んだ飛沫を直接浴びて、気道や目の粘膜からウイルスが侵入して感染するもの。対面での会話などで感染しやすくなります。

接触感染は、飛沫が飛ばないよう咳やくしゃみを押さえた手で電車の吊り革やドアノブを触ることで、そこにウイルスが付着、その後につり革やドアノブを触った第三者の手にウイルスが付着し、その手で目をこすったりすることでウイルスが侵入して感染するもの。

空気感染は、飛沫が空気中を漂っているときに水分が蒸発すると、0.001~0.0001ミリの微粒子となって空気中を長時間浮遊、そのウイルスを吸入して感染するもの。


ここに飛沫感染と空気感染の中間にあたるエアロゾルというものが出てきました。
エアロゾルは、飛沫が飛沫核になる過程、0.005ミリ以下の飛沫で、6mくらい漂うようです。この段階でウイルスに感染するものをエアロゾル感染と呼ぶようですが、明確には定義されてないようです。

WHOはコロナは空気感染を認める資料を公表、空気感染とエアロゾル感染は区別しない姿勢。
厚労省はエアロゾル感染と空気感染は明確に分けていて、コロナは空気感染しないと説明。
世界と日本。ぜんぜん違う考えです。

ま、定義がどうであれ警戒するに越したことありません。

先ごろ東邦大学看護学部感染制御学研究室の小林教授らによる研究論文が、英国科学誌“Journal of Hospital Infection”に掲載されました。

コロナウイルスと特殊なイオン発生素子に関する研究で、コロナウイルスの不活性化(感染能力が奪われた状態)を実証しました。

ちなみに権威のある学術誌への論文の掲載は第三者の専門家による審査を通過したもので、信頼性や妥当性が担保され、世界中の研究者に届けられるものです。
簡単に掲載されることはありません。素晴らしい。

既にこのイオン発生素子を備えた世界初のコロナウイルス不活性化空気清浄機「V-VALIA」が発売されています。日本発とは嬉しいですね。
都内の医療機関や外資系ホテルなどにはいち早く導入されているようです。

言葉の論争は置いといて、空気感染するかもしれないなら最大限の防御策を。
既に承認されたコロナ治療薬は8種もありますし、コロナを殺してしまう空気清浄機もある。

技術の進化ってすごい。
さて、今日もがんばろ!