
『県経済の活性化に貢献した中小企業などを県がたたえる「千葉のちから 中小企業・小規模企業表彰」の表彰式が県庁で行われ、今年度は12社1団体4個人が選出された。地元に根を張って奮闘する企業に光を当て、その取り組みを広く周知することで、地域社会の発展を後押しするのが狙い。』
今朝の千葉日報から。
http://www.chibanippo.co.jp/news/economics/1024020
おはようございます。
記事に「県経済政策課によると、中小企業は県内企業の99.8%を占め」と書かれていました。
どのくらいの人が中小企業で働いているか、気になり調べてみると、県内の常時雇用者の74%は中小企業に就業しているようです。
調査時期がぶれぶれですが、2017年10月1日現在、千葉県の有業者数は327万3,900人だったので、おおよそ242万人位の人が中小企業で働いていると思われます。
(千葉県から出された数値をもとに計算)
242万人といわれてもピンとこないんですが、千葉県の人口は627.8万 (2019年6月1日)なので、赤ちゃんなどの未就業者を含め全県民の約38%は中小企業に勤めていることになります。
なんかすごい数字です。
ちなみに千葉県にある企業は約13万社だそうです。99.8%が中小企業ということはそのほとんどが中小企業だと思われます。
(中小企業の定義は下記参考リンクをご参照ください)
で、この中の数社、数人が表彰されたわけですが、13万社、242万人の中から勝ち上がってきたわけではありません。
千葉のちからの要項を見ると関係団体の推薦があって選ばれるようです。
ちなみに関係団体とは、千葉県商工会議所連合会、千葉県商工会連合会、千葉県中小企業団体中央会、千葉県中小企業家同友会、千葉県経営品質協議会及び千葉県障害者就業・生活支援センター連絡協議会です。
建付けとしては上記団体と接触がなければ選出されることはないことになります。
加入しているからといって候補に選ばれることはまずないと思われます
名だたる団体が推薦者になっていますが、県内中小企業は上記いずれかの団体に入会されていると思います。
ここで経営者の皆さんにおたずねします。
入会の恩恵というかメリットを感じてますか?
おそらく「感じてる」人は少数、「感じてない」人は多数という気がします。
弊社は、千葉県商工会連合会、千葉県中小企業団体中央会と協定を締結しており、さまざまな取り組みをさせていただいています。
その中で感じるのは団体を「頼り」にしてくる企業には、いろいろと手厚くご支援されていて、逆にあまり頼りにしなかったり、団体側からのアクションに対して無反応な企業には、会報を送るだけでほぼ何もしません。
(そうでない団体も存在してるかもしれませんが)
よく〇〇会に入ってても何もしてくれないとか、何にも得がない、なんてことを言う方がいらっしゃいますが、それは間違っています。
上記団体は国や自治体から、加盟企業に支援するための「お金」が配分されたり、「補助金」が使えたり、今回の表彰のような取り組みを実習したりと、企業に対してさまざまな優遇策を提供できる「仕組み」が備わっています。
また、とても優秀な人材も稀にいます。
せっかく加入した団体です。
会費も払ってるわけで、使えるだけ使ってもいいと思います。
いい人と巡り会うことができれば、たぶん知らなかったメリットをいくつか提示されると思います。
近々、千葉日報ビジネスパートナーズで一緒に取り組む相手に助言させていただくのもそういったメリットが含まれています。
あまり間をおかず、加入団体に連絡してみてはいかがですか?
仲良くしておくことにデメリットもないわけで。
ご幸運を。
さて、今日もがんばろ!
参考
中小企業庁│中小企業者の定義
https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html
千葉県│千葉のちから「中小企業・小規模企業表彰」
https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/genkist/hyoushou/index.html

『野村総合研究所は28日までに、トラック運転手の残業規制強化で人手不足が予想される「2024年問題」の影響で25年には全国の荷物総量のうち約28%、30年は約35%が運べなくなるとの推計を公表した。千葉でも全国並みの影響が出ると予想される。料金の割り増しや運送頻度の低下につながる恐れがある。人口密度が小さい地域では、現在の離島のように扱われる可能性も出てきた。
推計は将来の荷物総量と、規制強化された場合の運転手数をそれぞれ算出。対策を講じなければ、どれぐらいの荷物が運べなくなるかを計算した。また、地域別の数値も国土交通省地方整備局の管轄に応じて調べた。千葉では25年に約27%、30年には約33%が運べなくなる見通し。』
今朝の千葉日報から。
https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/1022145
おはようございます。
1/3の荷物が届かなくなってしまうとは・・。
なんと・・。
2024年問題とはトラック運転手の残業の上限を年960時間に規制するという法律の適用からくる諸問題のこと。
物流企業はトラック運転手を働かせ過ぎだ、ということなんだと思います。
悲惨なトラック事故も目につきますし、残業が常態化してるのはやはり、見過ごすことはできなかったんでしょう。
この原因のひとつと言われていた高速道路の深夜割引の運用方法も変わるようです。
今の運用方法だと割引の適用のため、SAやIC周辺道路にトラックを停めて時間調整をするという現状があり、問題視されています。
この運用方法は、直接的にトラック運転手の拘束時間を増やすことにつながっています。
来年に向け深夜割引の運用方法が緩やかになるようで、トラック運転手にとっては生産性のない無駄な拘束時間が減ることになると思います。
とはいえ現実問題として、一見無駄に見える拘束時間は、そのままトラック運転手の給料に反映します。
当然、今の給料をベースに生活していた運転手の家庭にはかなりダメージがあると思われます。
昨今の物価高もありますし、転職者が増えるなんてことにならなければいいのですが・・。
物流事業者にとっても運転手が残業してくれる前提で経営してたと思われ、約1年後には体制変更をせざるを得ないわけで大変だと思います。
ただ、5年の猶予期間が与えられていたので言い訳することはできませんが・・。
2021年の荷物数は49億個超だったそうです。おそらく2024年の荷物数はこの数字を超えていると思われますが、仮に50億個だとすると、運びきれない35%の荷物は17.5億個になります。
宅配料金を1,000円としても1兆7500億円規模の市場が宙に浮きます。
ちなみにみんなが大好きラーメン店の市場規模は、約6,000億円(2016年)なので、単純な比較はできませんが、約3倍の市場が見えてきます。
もしかしたら新たな物流インフラができるのかも・・。
まぁ既存モデルがあるので幅広にいろいろと考えられます。
一時預かり分野は既にビジネス化もされていますし、どんどん増えています。
それ以外の分野を見つけていける参入障壁が低い数少ない分野なのかもしれません。
新たな事業を模索している方や起業家にとってはチャンスかもしれませんね。
千葉日報ビジネスパートナーズでもこの分野の情報を集めています。ぜひご一緒にいかがですか?
さて、今日もがんばろ!
参考
NEXCO東日本│高速道路の深夜割引の見直しについて
https://www.google.com/amp/s/www.e-nexco.co.jp/amp/pressroom/head_office/2023/0120/00012198.html
国土交通省│令和3年度 宅配便取扱実績について
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000255.html
J-Net21│ラーメン店
https://j-net21.smrj.go.jp/startup/guide/restaurant/food08.html

『実質的に経営破綻しているのに金融支援で生き延びた会社を指す「ゾンビ企業」の比率が2021年度は12.9%と、2年連続で上昇したことが21日までに、帝国データバンクの調査で分かった。企業数も2年連続で増え約18万8千社に上ると推計し、比率・社数は8年ぶりの高水準。コロナ禍で打撃を被った企業が公的支援で存続したとみられる。』
今朝の千葉日報から。
https://www.chibanippo.co.jp/newspack/20230121/1019878
おはようございます。
「ゾンビ企業」というキーワード、なんかとても悪い印象を持ってしまいます。
そもそも「ゾンビ」とは、何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称のようです。生きた姿の死体が人を襲うという設定のいくつものホラー映画に登場しています。
もともとはブードゥ教という民間信仰で、まじない師の霊力で死人を生き返らせるという迷信というか考えが起源のようです。
そんなことから、
・実質的に経営がほぼ破たんしている(死んでいる)けど
・金融機関や政府などの支援(霊力)により
・市場から退出せずにとどまっている(蘇る)企業
を「ゾンビ企業」と言い表し、一括りにしています。
とても嫌な言い方、嘲笑したような差別意識が透けて見えます。
企業を立ち上げたことのない、企業経営の苦労を知らない学者かサラリーマンライターが表現しそうな言葉。嫌いです。
こんな企業もあるはず。
・実質的に経営がほぼ破たんしている(死んでいる)けど
・金融機関や政府などの支援(霊力)に頼りながらも
・市場から退出せずにとどまり(蘇る)
・従業員の生活や下請け企業を守るために必死にがんばっている企業
そんな企業もゾンビ企業の括りにされてるんでしょうね。
歯を食いしばってがんばってる社長、身を削ってまで会社をつぶさないようにしている社長を知ってるだけになんか悲しい。
今「ゾンビ企業」と検索すると、まるで日本経済にはそんな会社は不要だ、と言わんばかりの情報が溢れています。
経済に循環は必要だと思いますが・・がんばってる人にもゾンビとは、少々言い過ぎなような気がします。
日本の企業数は421万社、ゾンビ企業と言われる企業数は18万社、約4%の企業が市場から退出していいものなのか。
ネットを見る限りゾンビ企業は不要な存在らしいので、日本経済にとっては良いことのようです。
本当?
千葉日報デジタルは、新聞社のビジネス資源を使ってソリューションビジネスを提供する会社。
がんばってる人を応援しています。
互いがWinWinの関係を目指す「千葉日報ビジネスパートナーズ」も好評です。
https://chibadigi.com/partner
これからのこと一緒に考えていきましょう。
さて、今日もがんばろ!
参考
Wikipedia│ゾンビ
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93#:~:text=%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93%EF%BC%88%E8%8B%B1%E8%AA%9E%3A%20zombie%EF%BC%89%E3%81%AF,%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82
コトバンク│ゾンビ
https://kotobank.jp/word/%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93-555965
独立行政法人経済産業研究所│日本の中小企業部門の効率性について-ゾンビ企業仮説と企業規模の視点から
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/rd/122.html

『移住者らの講演やディスカッションを通して勝浦のまちが持つ価値や将来像を考える「勝浦シビックプライドセミナー オンリーワンの価値を目指して」が、2月18日午後1時半から勝浦市芸術文化交流センター・キュステで開かれる。』
今朝のシンブンから。
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1019323
おはようございます。
各自治体で盛んに「移住対策」がおこなわれてるようです。
移住に関連したキーワードで検索してみると、多くの自治体が、小ぎれいな特設サイトを作って、ネット広告を打って宣伝していました。
移住者の奪い合いが行われてる・・
で、その中身はというと、移住支援金、家賃補助、住みやすい街、都心までのアクセス、子育てしやすい、気候がいい、人がいい、などなど移住者への猛アピール。
総じて「支援の手厚さ」か「お国自慢」に集約されてます。
正直どこも同じような感じにしか見えない。
というのもそもそも田舎に住んでる私、とくに今の地に定住しようときめてるわけではないのですが、今のところ移住先を見つける気が起きてないのでたぶんこの地に定住するんだと思います。
そんな非移住モードで移住サイトを見ているわたしだからか、どこを見ても心にぐっと刺さるものはありません。
移住を検討してる人にとっては、こういったものが比較材料になるものなのか・・ちょっとよくわかりません。
広告まで展開している移住サイトは中身から察するにおそらく遠方からの移住者を対象にしているんだと思います。
では、隣町から引越ししてくる人は移住者ではないのか。ちょっと気になり調べてみました。
結論から言うと自治体が言う「移住者」の定義は統一されてないようです。が、概ね県外からの移住者を対象にしているようで、隣町からやってくる人は、その人が定住者であっても移住者としては認められないようです。なので支援金支給などの支援策の対象から外れます。
移住策は俯瞰すると国策なので仕方がないと言えなくもないわけですが・・自治体もいろいろとご事情が・・まぁこのあたりはこのへんにしときます。
来月勝浦で開催されるセミナーでは実際に勝浦で事業を起こしている人の話と勝浦の持つ価値についての意見交換の2部構成となっています。
勝浦市は周辺自治体同様人口の減少、高齢化が進んでいます。
知名度のある自治体なので他自治体よりは有利な部分は多いと思いますが、果たして地元の価値を見出すことはできるのか・・。
このセミナー、ちょっと足を伸ばして聞きに行こうと思います。
勝浦タンタンメンも久しぶりに食べようかなと、当日のお楽しみも合わせて予定に入れときます。
仕事柄、魅力を見つけることだったり、魅力を作る企画、魅力を発信することに関わることが多いものですから、このセミナーで気づきがもらえると嬉しいな、と期待させていただきます。
楽しみです。
地元にいる人は「目に見えてるもの」から価値を見出そうとする傾向があります。
歴史とかもですね、日本一古いものだとか、古くからの風習だったり。現存してるもの。
あと、おいしいものや自然。
すべて目に見えるものばかりです。
ただ、既に目に見えているものを魅力に変換させようとしてうまくいってるところがあるのか・・
経験上、目に見えるものにそこそこのお金をかけ押し出しても、魅力として映らないというか、伝わらない、という持論を持っていまして・・。
情報にはなります。が、魅力に昇華させることはどうなんでしょう。
移住者が魅力と思えるのは何か。
おそらく目に見えるものではないんだと思うのですが・・。
自分の中では答えのかけらは見つかっていますが、勝浦セミナーでまた何かが見つかることを祈りつつ、これから申し込みをしたいと思います。
さて、今日もがんばろ!

https://www.chibanippo.co.jp/
『大雨による災害が起きやすい今年の出水期(6〜10月)が終わったことを受け、気象庁は局地的な豪雨をもたらす「線状降水帯」予報の結果をまとめた。6月に運用を始め、予報を出したのは計13回で、このうち実際に発生した「的中」は3回。発生した事例計11回のうち、予報がなかった「見逃し」は8回あり、精度の課題が改めて浮かび上がった。』から。
おはようございます。
今日の気になるキーワードは気象用語「線状降水帯」です。
気象庁は今年6月から線状降水帯の「予測」情報の提供を始めました。
線状降水帯が発生する可能性がある時間帯の半日前~6時間前に発表されるのですが、どうも予想が当たらない。
ちなみに線状降水帯の予測は、日本が誇るスーパーコンピュータ「富岳」が行っています。
自然相手だと最高レベルで予測しても当てるのは難しいということなんでしょうね。
線状降水帯という言葉ですが、専門家の間ではさまざまな定義があるようです。
統一すれば、と思いますがいろいろとあるんでしょうね。
気象庁では「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域。」を線状降水帯と定義しています。
で、気象庁のホームページに気象用語がきちんと整理されていて、読んでみると「そうだったのね」と、これまで気象にあまり興味のない私でしたが少し腑に落ちるところがありまして。
今日は雑学です。
専門的な用語は置いといて、日常的に使われている「時」カテゴリーにまとめられている用語を少し。
用語には、予報用語、解説用語、使用を控える用語の3分類があります。
以下は聞きなれている予報用語になります。
未明
午前0時から午前3時頃まで。
明け方
午前3時頃から午前6時頃まで。
朝
午前6時頃から午前9時頃まで。
午前中
一般には午前0時から正午までだが、5時予報、11時予報 の「今日」の予報では、発表時から正午までの期間に対して用いる。
昼前
午前9時頃から12時頃まで。
昼過ぎ
12時頃から15時頃まで。
午後
12時から24時まで。
夕方
15時頃から18時頃まで。
夜のはじめ頃
18時頃から21時頃まで。
夜遅く
21時頃から24時頃まで。
朝晩
午前0時頃から午前9時頃までと、18時頃から24時頃まで。
朝夕
午前0時頃から午前9時頃までと、15時頃から18時頃まで。
日中
午前9時頃から18時頃まで。
何となくイメージしてた時間帯を指してましたが、きちんとした時間軸を今日知ることになりました。
そんなの常識、と言われそうですが、ものごころがついてからこれまで天気に関しては細かなことを気にすることもなく生きてきたわけで・・。
今日はしっかり学ばせていただきました。
その他の用語に興味のある方はぜひ気象庁ホームページの気象用語をご覧ください。(スマホからだと少し読みづらいかも)
今日は情報番組の天気予報をじっくり聞いてみようかなと。
さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。

https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/998622
『千葉県内企業で年末年始の忘・新年会を「開催しない」とする企業が6割となったことが、東京商工リサーチのまとめで分かった。行動制限の緩和などでコロナ禍前の日常を取り戻しつつある中、会社の行事として定番だった宴会に関しては慎重な対応が続いている。』から。
Wikipediaに「忘年会は年末に催される宴会の事。一般的には、その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会について言う。」と書かれています。
「苦労を忘れるため」と・・。やや重い・・。
苦労を忘れるための忘年会は、諸説あるようですが、概ね昭和の頃に定着した感があります。
高度成長期の頃、労働力不足を補うために新卒者を大量に採用していました。
代表的なものは「集団就職」ですね。
そこには「終身雇用」という安定性と「年功序列」という生活保障があって、勤め上げた先に「退職金」がもらえるという人生が見えていました。
ささやかな楽しみも。
「ボーナス」「慰安旅行」「新年会」「歓送迎会」、そして今日のキーワードの「忘年会」という年中行事です。
当時の忘年会はまさに大宴会。おおいに盛り上がっていたようです。
今ではパワハラやセクハラになりそうな一発芸やゲームなども繰り広げられていましたらしく。
昭和から令和までその時代に合わせ脈々と続いてきた忘年会は、このコロナ禍自粛により一気に消滅してしまいました。
で、気づいてしまった。
忘年会はそもそも必要なのか・・。
行動制限のない今年は忘年会ができるはずですが、「しない」派は6割。
コロナ禍以降、テレワークやオンラインミーティングなど、「働き方」も変わり一部定着した感がありますが、「苦労を忘れる」方法も変わって行くのかもしれません。
さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。

https://www.chibanippo.co.jp/
『米インターネット通販大手アマゾン・コムが従業員1万人程度を削減する計画であることが14日、分かった。欧米メディアが報じた。早ければ週内にも解雇を始め、アマゾンとして過去最大の人員削減となる見込み。
景気後退懸念が強まる中、米IT業界では大規模な人員削減が相次いでいる。メタ(旧フェイスブック)が1万1千人以上の解雇を発表し、米企業家イーロン・マスク氏は買収したツイッターの従業員全体のうち約半分の解雇を明らかにした。』から。
おはようございます。
Twitterの解雇騒動の渦中、Amazonの人員整理の報道。Metaも大規模な人員整理を発表してますし、記事にはDisneyも人員の削減に採用凍結と、米国は一気に失業者が増えるようす。
米経済の景気減速からのようですが、日本にも影響が出るのか・・。気になります。
今日の気になるキーワードは「解雇」です。
日本では、会社の経営不振などを理由に労働者を「整理解雇」するためにはいくつかの要件が必要のようです。
経営上の必要性
経営上の問題を客観的に証明できるか。
解雇回避の努力
解雇を回避するために会社は最大限の努力をしたのか。
人選の合理性
解雇する人選に妥当性はあるか。
労使間での協議
労働者側と十分に協議をし、納得を得る努力をしたのか。
さらに
労働者を解雇しようとする場合、少なくとも30日以上前に予告をするか、30日分以上の平均賃金を支払わなければならない。と「労働契約法」で労働者は守られています。
が、実際会社側から「会社を辞めてくれないか」と言われてしまうと会社には居づらくなるわけで・・拒否したところで、居心地の悪い職場で働き続けなければいかなくなります。
まぁその後、待遇面が良くなることは考えにくい。
「辞めてくれ」と言われてしまえば「辞めるしかない」の一択なのかなと。
とはいえ解雇されたからといって「不幸」になるとは限りません。
新天地でいいことが待っているかもしれませんし。
切り替えが大切なのかも。
昨日、「不遇」が身体全体からにじみ出ていた古くからの取引先というか友人に誘われ会食をしました。
聞くと仕事がしばらく調子が悪いとのこと、このままでは・・と。まま、よくあることなのですが、当事者にとってはものすごく辛い。このままずっとこの状態が続きそうな感覚にもなり、かなり堪えます。
気晴らしや慰めは全然響かず、でした。
かなり重症です。
会社にも「辞める」宣言をしたらしいのですが慰留されたらしく、完全に方向性を見失っていました。
そこに留まることがいいのか悪いのか。
解雇されたら人生終了という訳でもなく、居続けることで明るい未来があるとは限らない、まぁ何が来ようとポジティブに考えればいいんだと思います。
さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。

https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/997948
『セブン&アイ・ホールディングスが米投資ファンドへの売却を発表した、百貨店のそごう・西武。家電量販店を展開するヨドバシホールディングスの参画により、千葉県では市内唯一の百貨店であるそごう千葉店(千葉市中央区)へのヨドバシ出店が焦点となった。買い物客からは「変わらないで」との声が多く聞かれた一方、専門家は「地域の実態を知る国内企業が入ったことで、大胆な変化を避けられる可能性は高い」との見方を示した。』から。
おはようございます。
今日は名前を聞く機会が増えてきたキーワード「投資ファンド」について調べてみました。
よくニュースに出てくる孫正義さんがやっている「ビジョンファンド」も投資ファンドですね。
投資ファンドは、複数の投資家から資金を集め大きな運用資金を手元に運用して、その運用益を投資家に還元する中で収益をあげる組織です。
投資ファンドに資金を提供する投資家は大きく機関投資家と個人投資家に区分されます。
機関投資家は、生命保険会社、損害保険会社、信託銀行、普通銀行、信用金庫、年金基金、共済組合、農協など、大きなお金を運用している企業です。もちろん一般企業の中にも投資をしているところもあります。
個人投資家は個人の裁量で自身の資産を運用する人です。お小遣い程度のお金で株式を運用してる人も立派な個人投資家です。
投資ファンドにお金を出す個人投資家は大金持ち、アラブの富豪とかIT長者とかですね。
ちなみに、お金を増やそうと、勝ち負けが一瞬で決まる「賭け事」に投資する人は個人投資家には分類されません。投資家はもう少し時間をかけてお金を増やします。
投資ファンドは、投資家に還元したり、自らも儲からないといけないので、利益が出そうな会社を探します。
なので目利きがとても重要になります。
事業を育て上場させて利益を出すようなスタートアップに投資したり、企業の株式を買い、経営に参画、企業価値を高めてから最終的に売却して利益を上げたりします。
そごう・西武の場合、後者になるんだと思います。
今、大手銀行の定期預金の金利は0.002%。10万円を1年間預けると、20円ほどの利息しか受け取れません。
5年で100円の儲け。
投資ファンドだったらここに投資することはまずありえませんね。
細かいことは抜きにして、仮に5年前にapple社の株式を買っていたとしたら・・。たとえ話です。
5年前42ドルだった株価は今日現在149ドルまで上がっています。
5年前1ドル110円だったので、10万円で21株買えました。
5年後、空前の円安、1ドル140円。ここで売却すると、149ドル✕21株✕140円=438,000円になります。
元本42ドル✕21株✕110円=97,020円、差し引くと438,000円-97,020円、定期預金と同じ5年で340,980円の儲けになります。
投資ファンドはこういうところに出資するんでしょうね。
ここでは手数料などは無視してますが、それでも貯金しとくよりは圧倒的にお金が増えます。
ま、「たられば」ですが。
また逆もしかり、元本割れになる場合もあるので・・。
皆さんはどうですか?
私は何事も経験と手を出してますが、なかなかうまくいきませんね。
それはそうと、千葉そごうの行く末は・・
ちょこちょこ利用してるのでちょっと気になります。
さてと、今日もがんばろ!
少々冷え込む1日になりそうです。よい1日をお過ごしください。

https://www.chibanippo.co.jp/
『日本の開業率が他国に比べ低水準で推移している。政府は革新的な技術やサービスで急成長するスタートアップ(新興企業)の創出が鈍い一因と見られており、大学発スタートアップの起業支援を加速する方針だ。
内閣官房のまとめによると、2020年度の開業率は5.1%と欧米諸国の半分程度だった。特に米国はスタートアップの投資規模が圧倒的に大きく、有望企業が成長しやすい環境が整っているとされる。』から。
おはようございます。
昨日は暑かったですね。11月だっていうのに半袖の人、結構いました。今日も暑くなるようです。今冬はエルニーニョ現象の影響で寒くなるとのことなので今年最後になるかもしれない半袖デー、気分良くいきましょう!
さて、今日はわかってるようできちんと理解してない気がするキーワード「スタートアップ」について調べてみました。
言葉だけ見ると起業や新規事業の立ち上げを意味するように見えますが、ちょっとニュアンスが違うようです。
スタートアップとは、急成長をする企業を指し、組織の規模や設立年数などはあまり関係ないようです。
具体的にあげるとGoogle、Amazon、facebook、Uberといった、革新的なビジネスモデルを持ち短期間のうちに圧倒的な成長を遂げた企業になります。
数値的な指標はないようです。
これから期待される企業もスタートアップに加えられ、かなりの数のスタートアップ企業が存在しています。
革新的であるが故に創業時のうちは需要があるのかもわからない状態での起業、結構大きなリスクを負ったものになります。日の目を見ずに消えていく会社は少なくありません。
その大半は、国の支援や投資会社からの多額の出資を受けて短期間での成功を目指しています。
ここのところあまり耳にしなくなった「ベンチャー企業」というフレーズですが、いろいろ調べてみると、「ベンチャー」は「スタートアップ」のニュアンスとそう変わりないようです。
ベンチャー企業というカテゴリーに分類されていたスタートアップ企業がここにきて分化されたということなのかもしれません。
昨今、ベンチャー企業という言葉はなんとなく使い古された感があるような・・。
以前は「ベンチャーである当社は・・」的な主張は割と見た記憶がありますが、消えゆく言葉になるかもしれませんね。
「開業はしっかり事業計画を立てましょう!」という、昭和から続く「脱サラ」的な開業プロセスは、いまだ多くの創業支援施設で行われています。
・事業計画の作成指導
・資金計画の立て方
・借入れの仕方
・会計、保険、共済・・
詰め込み型の学習から始まる創業支援ですね。学ぶことは悪いことではないので否定はしませんが、正直もう少しスピード感を持った方がいいかもしれません。
昭和と令和ではいろいろとスピードアップしてるので。
事業計画は自身が立てた計画です。頭でぼんやり考えるよりは可視化するはいいことだと思います。
ただ社会はその計画など気にせず、どんどん変化していきます。
1年後に見据えてい計画が、2か月後に競合が現れ変更を余儀なくされる、なんていうのは普通のこと。
実際考えてるより早いんですよね。
これから開業しようと考えてる方、開業にはセオリーはありませんよー。聞こえますかー。
当社は創業支援も行っていまーす。お気軽にお声がけをー。
さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。

https://www.chibanippo.co.jp/news/politics/996814
『有機食材の利用拡大を目指す「全国オーガニック給食フォーラム」(同実行委員会主催)が、都内の文化複合施設で開かれた。36自治体の首長ら約4,000人が全国60会場を結ぶオンライン併用で参加。環境にやさしい有機食材で次世代を担う子どもたちを育てようと訴えた。』から。
1並びの今日、11月11日は記念日が多い日です。ポッキーの日、キリン一番搾りの日、もやしの日、チンアナゴの日と50を超える記念日があります。気になる方は検索してみてください。
さて、今日はわかってるようできちんと理解してないキーワード「オーガニック」について調べてみました。
オーガニックは有機と同じ意味よのうです。
有機は業界によって使われ方が違うようですが、この記事で言っているオーガニックは有機栽培の意味になると思われます。
有機栽培は、農薬や化学肥料に頼らず、自然の恵みを生かした農法とこと、広義には水産養殖も含まれます。
ただ、有機栽培をしてもしなくても収穫するものは燃やすと二酸化炭素を発生する物質、有機物になります。なので少し切り離した方が良さそう。
「オーガニック」を有機栽培とすると、オーガニック野菜、オーガニック給食などと組み合わせた用語は、「農薬や化学肥料を使わず育て、収穫した農産物あるいは加工品」と捉えれば良いのかと思います。
農産物をはじめ、その加工食品、酒類、飼料、コスメ、ホームケア製品などで、オーガニックという言葉が使われています。
このオーガニックの語源はオリジン。オリジンは「原点」「始まり」という意味。
なのでオーガニック製品は、「野菜本来の味」とか「自然でヘルシー」などのような印象を与えます。
となるとオーガニックを名乗ればいいイメージになる!とはならず、「有機農業の推進に関する法律」や各種「認証制度」があるので、軽々しくオーガニックとか有機栽培とかの表現はできないようになっています。
有機食品の検査認証制度「有機JAS」
海外のオーガニック認証「ECOCERT」
で、有機栽培は病害虫の被害リスクや収量減がともないます。なので「高い」。
今の物価高、給料上がらずの中では、厳しいかもしれませんね。一般の市場では。
農薬や化学肥料が大嫌いな人、こだわりの料理屋、子供には有機農産物を食べさせたい親、残留農薬を気にするアスリート・・。
こういった方たちにとっては価格より品質。オーガニックを求めます。
とはいえ、生産者がそういった人を見つけるのは難しすぎます。見つけてもらう方が早いのかもしれませんね。
農家の皆さん、情報を発信していきましょう!
難しい人はぜひお話をしましょう。
千葉日報ビジネスパートナーズへの参加も視野に!
新聞社のネットワークを活用して新しい市場が見つかるかもしれません。
さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。