チバデジコラム

“山火事臭”で獣害対策 バイオマス発電の廃液活用 大網白里の企業が液剤 電気柵より設置容易

今日のシンブン

http://www.chibanippo.co.jp/news/economics/948059

『県内で農作物被害が深刻化しているイノシシやキョンといった野生鳥獣の対策で、大網白里市の企業「Office try」(敦賀智行代表)が臭いで防ぐ液剤を製品化した。これまで処分されていたバイオマス発電の廃液を活用しており、全国的にも珍しい取り組み。木を燃焼処理した臭いは動物が山火事と錯覚する効果があり、従来の電気柵などと比べ気軽に設置できる。』を読んで。

おはようございます。

農家の人に話を聞くと害獣の被害はほんと腹立たしいと。収入源が一晩で無くなることもあるわけで・・同情します。

イノシシだけの数値ですが、千葉県内のイノシシの捕獲数は、2006年に5,000頭を超えてからどんどん増え続け2020年は30,000頭を超えました。14年でなんと約6倍も増えています。
実は1974年から1984年まで県内のイノシシ捕獲数は「0」。その前後の年は数頭だけ。とうぜんその頃もイノシシはいたわけで、共存できていたということなんでしょうね。

で、今は共存できる状態ではない。

なぜ急に。
その原因はいろいろと議論されていますが、千葉県が害獣が住みやすく子どもを育てやすい環境になったということ、なんだと思います。

ただ、害獣が増えているにもかかわらずその被害は減っています。
県の発表では2016年に比べ2022年の獣害被害金額は78%に、被害面積も56%に減っています。
自治体の支援や被害者のがんばりで行っている害獣対策効果が出ているんだと思います。
それでも全体で3億円をゆうに越した被害が出てるので、単純には喜べませんが・・。

以前からイノシシ避けとして刺激の強い「臭い」を付けた縄などが売られていました。
今回開発されたものは廃液をリサイクルしたもので、臭いのついた液体自体を販売するようです。空きペットボトルに小分けしてイノシシが来る場所に置いておくだけ、手で触る必要もなく扱いやすい。
液体は山火事の臭いを再現したとのことで、刺激臭で追い払うのではなくイノシシにとって「危険な臭い」で追い払うという、これまでとはアプローチ方法。期待したいですね。
記事には、試験導入で一定の効果があったと書かれています。一般への導入が増えればバイオマス廃液の廃棄も減り一石二鳥。素晴らしいですね。

これからは普及活動になります。敦賀さん、がんばってください。

さて、今日もがんばろ!