線状降水帯 予報的中 13回中3回 精度課題、取り組み強化へ

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『大雨による災害が起きやすい今年の出水期(6〜10月)が終わったことを受け、気象庁は局地的な豪雨をもたらす「線状降水帯」予報の結果をまとめた。6月に運用を始め、予報を出したのは計13回で、このうち実際に発生した「的中」は3回。発生した事例計11回のうち、予報がなかった「見逃し」は8回あり、精度の課題が改めて浮かび上がった。』から。
おはようございます。
今日の気になるキーワードは気象用語「線状降水帯」です。
気象庁は今年6月から線状降水帯の「予測」情報の提供を始めました。
線状降水帯が発生する可能性がある時間帯の半日前~6時間前に発表されるのですが、どうも予想が当たらない。
ちなみに線状降水帯の予測は、日本が誇るスーパーコンピュータ「富岳」が行っています。
自然相手だと最高レベルで予測しても当てるのは難しいということなんでしょうね。
線状降水帯という言葉ですが、専門家の間ではさまざまな定義があるようです。
統一すれば、と思いますがいろいろとあるんでしょうね。
気象庁では「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域。」を線状降水帯と定義しています。
で、気象庁のホームページに気象用語がきちんと整理されていて、読んでみると「そうだったのね」と、これまで気象にあまり興味のない私でしたが少し腑に落ちるところがありまして。
今日は雑学です。
専門的な用語は置いといて、日常的に使われている「時」カテゴリーにまとめられている用語を少し。
用語には、予報用語、解説用語、使用を控える用語の3分類があります。
以下は聞きなれている予報用語になります。
未明
午前0時から午前3時頃まで。
明け方
午前3時頃から午前6時頃まで。
朝
午前6時頃から午前9時頃まで。
午前中
一般には午前0時から正午までだが、5時予報、11時予報 の「今日」の予報では、発表時から正午までの期間に対して用いる。
昼前
午前9時頃から12時頃まで。
昼過ぎ
12時頃から15時頃まで。
午後
12時から24時まで。
夕方
15時頃から18時頃まで。
夜のはじめ頃
18時頃から21時頃まで。
夜遅く
21時頃から24時頃まで。
朝晩
午前0時頃から午前9時頃までと、18時頃から24時頃まで。
朝夕
午前0時頃から午前9時頃までと、15時頃から18時頃まで。
日中
午前9時頃から18時頃まで。
何となくイメージしてた時間帯を指してましたが、きちんとした時間軸を今日知ることになりました。
そんなの常識、と言われそうですが、ものごころがついてからこれまで天気に関しては細かなことを気にすることもなく生きてきたわけで・・。
今日はしっかり学ばせていただきました。
その他の用語に興味のある方はぜひ気象庁ホームページの気象用語をご覧ください。(スマホからだと少し読みづらいかも)
今日は情報番組の天気予報をじっくり聞いてみようかなと。
さてと、今日もがんばろ!
よい1日をお過ごしください。