チバデジコラム

国内に「ゾンビ企業」18万社 比率12%超、コロナ禍で増

今日のシンブンから


『実質的に経営破綻しているのに金融支援で生き延びた会社を指す「ゾンビ企業」の比率が2021年度は12.9%と、2年連続で上昇したことが21日までに、帝国データバンクの調査で分かった。企業数も2年連続で増え約18万8千社に上ると推計し、比率・社数は8年ぶりの高水準。コロナ禍で打撃を被った企業が公的支援で存続したとみられる。』
今朝の千葉日報から。
https://www.chibanippo.co.jp/newspack/20230121/1019878

おはようございます。

「ゾンビ企業」というキーワード、なんかとても悪い印象を持ってしまいます。

そもそも「ゾンビ」とは、何らかの力で死体のまま蘇った人間の総称のようです。生きた姿の死体が人を襲うという設定のいくつものホラー映画に登場しています。
もともとはブードゥ教という民間信仰で、まじない師の霊力で死人を生き返らせるという迷信というか考えが起源のようです。

そんなことから、

・実質的に経営がほぼ破たんしている(死んでいる)けど
・金融機関や政府などの支援(霊力)により
・市場から退出せずにとどまっている(蘇る)企業


を「ゾンビ企業」と言い表し、一括りにしています。

とても嫌な言い方、嘲笑したような差別意識が透けて見えます。
企業を立ち上げたことのない、企業経営の苦労を知らない学者かサラリーマンライターが表現しそうな言葉。嫌いです。

こんな企業もあるはず。

・実質的に経営がほぼ破たんしている(死んでいる)けど
・金融機関や政府などの支援(霊力)に頼りながらも
・市場から退出せずにとどまり(蘇る)
・従業員の生活や下請け企業を守るために必死にがんばっている企業


そんな企業もゾンビ企業の括りにされてるんでしょうね。
歯を食いしばってがんばってる社長、身を削ってまで会社をつぶさないようにしている社長を知ってるだけになんか悲しい。

今「ゾンビ企業」と検索すると、まるで日本経済にはそんな会社は不要だ、と言わんばかりの情報が溢れています。
経済に循環は必要だと思いますが・・がんばってる人にもゾンビとは、少々言い過ぎなような気がします。

日本の企業数は421万社、ゾンビ企業と言われる企業数は18万社、約4%の企業が市場から退出していいものなのか。
ネットを見る限りゾンビ企業は不要な存在らしいので、日本経済にとっては良いことのようです。

本当?

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これからのこと一緒に考えていきましょう。

さて、今日もがんばろ!



参考

Wikipedia│ゾンビ
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93#:~:text=%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93%EF%BC%88%E8%8B%B1%E8%AA%9E%3A%20zombie%EF%BC%89%E3%81%AF,%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

コトバンク│ゾンビ
https://kotobank.jp/word/%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93-555965

独立行政法人経済産業研究所│日本の中小企業部門の効率性について-ゾンビ企業仮説と企業規模の視点から
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/rd/122.html